そして第2回。
今回は全体的に脱線気味だと思います。
「最後なので」と広めに質問を選んだというのもありますが、実際に質問も「新しい世界とは関係ありませんが…」という書き出しのものだらけだったので、それも良いかなと。
重複している質問も多かったですし。
なのであまり目くじら立てて突っ込み入れないで下さいね。
ははは。
投稿者:バント職人/20/male/埼玉
本文:WBCの監督が巨人の原監督に決まりましたが、自分的にはキャッチャー出身で経験豊富な野村監督が良いと思っていたので少し残念でした。『もしもゴッチさんが監督だったら』のスターティングメンバーを発表して下さい。後藤監督お願いします!
A.
これは難しいですね。
1番 ライト イチロー
2番 センター 青木
3番 サード 岩村
4番 DH 松井秀(ケガ次第。ダメなら松中、もしくは横浜の村田)
5番 ファースト 小笠原
6番 レフト 内川
7番 ショート 中島
8番 キャッチャー 矢野
9番 セカンド 田中(日ハム) or 松井稼 or 俺
こんな感じだと思います。4番が案外思い付かないですね。成績だけならダントツで横浜の村田だと思うのですが、オリンピックでの不調の印象が邪魔をして素直に選べません。あとはキャッチャーも選ぶのが難しいですね。
続きは勝手に居酒屋でケンさんとやりますね。
投稿者:くろぱんだ/19/male/神奈川
本文:言葉足らずになっていないか不安ですが、答えて頂ければ幸いです。
率直にお聞きしますが、後藤さんはカラオケをどう思いますか?私は、音楽を聴くのも好きなのですが、歌う事も好きです。でも、作っている、歌っている側からするとどういう心境なのでしょうか?後藤さんは作っていますし、歌ってもいます。自分が作って歌っている曲を、他人が歌う事をどう思いますか?
A.
音楽をやっていると、確かにカラオケに行く機会が少なくなるかもしれません。自分たちで演奏するのが好きでやっている連中なわけですから、カラオケに行くならスタジオへという思考回路なのだと思います。
でも、良いじゃないですかカラオケ。我々の曲を歌ってもらえることも、とても嬉しく思いますよ。
世の中、楽器の弾けるひとばかりではないのですから、カラオケは偉大な発明品のひとつだと私は思います。今や世界中のひとたちが楽しんでいるわけですから。
そう言えば、NANO-MUGENに来るような海外のバンドも、日本に来ると打ち上げで「カラオケに行きたい」とか言います。やっぱり、彼らからすると、とても面白いし楽しいみたいですよ。
投稿者:コールドターキー/26/female/兵庫
本文:どーしても「合わないなぁ」という人がいたとして、後藤さんならどう接しますか?
①なるべく接点を持たずやり過ごす
②苦手を顔や態度に出さずうまくやっていく
③その人のいいところを探して好きになろうとする
④無視
ちなみに私は①と②を駆使しつつも失敗しています。
A.
私は完全に1ですね。
でも、会社の同僚などの場合は、1だけでは難しいですね。そういうときには1~3をTPOによって使い分けますね。その苦手な部分が明らかに全てのひとにとって有害である場合は、多分、直接本人に言うと思います。「それダメだよね?」って。苦手な部分がこちら側の生理とか好き嫌いに起因する場合には、やっぱり上手くやりすごすしかないですよね。
人付き合いって難しい。
私、こんな職業で本当に良かったと思います。
投稿者:ちゃご/25/female/茨城
本文:こんばんは!新しい世界の曲が大好きです今から、ギターやベースを習いたい、新しい世界を演奏したいと思っていますが、今からでも弾くことはできますか?何かコツなどあれば教えてください。
A.
コツはないですよ。
世の中のギターヒーローが「コツ」によってギターを弾いていたら嫌じゃないですか。「カッコイイ!」ってより「アイツ、コツ掴んでんなぁ~!!」っていう目で見てしまいますよね。
でも、ギターやベースを始めることは、今からでも遅くはないと思いますよ。とにかく続けることがとても大切です。大概、弾けるようにならないひとは途中で飽きてしまうんですよね。そこをクリアすれば!みたいなところで挫折してしまうのです。
1年間続けられれば、普通に友達とバンドを始められるくらいには誰でもなれると思いますよ。
投稿者:A/25/female/神奈川
本文:最近のライブに参戦させていただいた限りでは、最後のしめとして演奏されていた曲であったと思います。やはり「ワールドワールドワールド」の世界観の影響が最近は色濃かったからですか?それとも今後もしめの定番となる曲ですか?ちなみにライブのセットリストがどう決まっているのかっていうのにも興味あります。お答えいただけませんでしょうか。
A.
ライブのセットリストは私が叩き台を作って、それを皆で話し合いながら決めています。
「新しい世界」はシメの曲として相応しい相応しくないという問題以前に、演奏するとライブが仕舞ってしまうという感覚があります。最後のコードをガツンと鳴らして、その後に演奏する曲が見つかりません。
前回のツアーも、本当は「新しい世界」の後にダブルアンコールをやろうかと思っていたのですが、初日のリキッドルームでこの曲を演奏した後、ステージ脇で「この曲の後には何も出来ないね」とメンバー皆同じことを感じていました。
シメの定番になるかは分かりませんが、この曲をやったら今後も文字通り「終い」ということになると思います。
投稿者:しゃちょ/21/male/埼玉
本文:後藤さん始めまして。赤坂BRITZで新しい世界を生で聴きましたが理屈なしにすごい良かったです。曲とは関係のない質問で申し訳ないのですが初心者でギターを練習するにあたってまずは何からやっていけば上手くいくのか分かりません。
転がる岩、君に朝が降るとか弾き語りで弾けたらかっこいいと思うのですが難しいですか?
あと、野球関係の質問なんですけど後藤さんは学生時代主に何のメーカーのグラブを使ってたいたのですか?
A.
端的に。
初心者はコードを練習するのが良いと思います。A、Am、C、D、E、Em、G、最後にF。Fまで行けたら、あとは大概のコードは弾けます。
「転がる岩」は変則的なコードですが、そんなに難しくないはずです。
中学はZEET。高校ではミズノ、SSKでした。SSKのグローブは良いですよ。
投稿者:まさかず/25/male/愛知
本文:複数のバンドが出るライブに行くと、楽器の転換の時間が10~20分もあって退屈です。あれってもっと短くならないものなのでしょうか?
後藤さんを単独ライブで目撃した事があるのでご存知だと思いますが、芸人の単独ライブだと衣装チェンジの時は映像コントを流して客を飽きさせないようにしてます。 何か工夫の仕方があると思うんですが。。。
A.
お笑い芸人のライブと音楽(バンド)のライブを一概に比べるのはどうかと思いますが、「転換が長い」と思っているひとは少なからず居るでしょうね。
でも、出演するバンド側からすると、この転換時間が短いと嫌なのです。やはり、十分な準備をしてから良い音で演奏したいですよ、誰でも。転換を急かされる現場だと、機材トラブルが起こったりすることが多いですしね。スタッフも慌てますから。
こういう意見はきっと、イベントの主催者に提案してみるのが良いと思いますよ。
私の場合は、転換中は友人と話をしたり、ビールを買いに行ったり、トイレに行ったり、会場に流れているSE(BGM)を聴いて「これ誰だろ?」とか考えたり、「1曲目なんだろね~」とセットリストに想いを馳せたりと、退屈することがあまりないのですが。
投稿者:ぼーちゃん/19/male/広島
本文:アジカンの曲を聞くといつも、「いつかこうやって聞いている人たちを感動させたいな~。待ってろよー!」と奮い立ちます。後藤さんは社会人になってからどんな気持ちでバンドを続けおられましたか?世界を変えたいと思っていましたか?
A.
私は「誰かを感動させたい」みたいなことを一度も考えた事がないですね。なんかそれって、上から目線な感じがしませんか?自分の好きなアーティストが「こういう歌詞は感動するだろう」なんて考えて曲を作っていたら、幻滅してしまいます。
若い頃の私は反骨精神の塊みたいな感じでしたね。当時は完全に捻くれていましたから、極端な書き方をすると「コレを良いと言わないヤツ、みんなアホ」と思っていましたね。こういう気持ちは、若いバンドマンなら皆持っているように思います。嫉妬や焦燥、不安なんかが入り交じってグチャグチャになってしまうのです。
「世界を変える」なんてとんでもない。そんな高尚な考えはなかったですよ。
単純に音楽しか無かったのですよ、心の拠り所が。これでダメだったら、自分がダメということとイコールな気分というか、そういう思いで一杯一杯だったのです。
今でも正直言って、誰かを喜ばせることが目的ではないのです。もちろん、誰かが喜んでくれたら嬉しいと思ってはいるのですが、それが制作意欲の真ん中に居ることはありませんね。