予告通りの連続更新。
なんと全5回になってしまったので、もう1回だけ、回答編があります。
では。
投稿者:きんもち/18/male/秋田
本文:転がる岩、君に朝が降るではカポタストを2フレットにつけてローコードで演奏してますよね? また海岸通りも同様になっています。後藤さんの中ではしっとりした曲はローコードという意識があるのでしょうか?
A.
しっとりした曲は、弾き語りスタイルで作曲することが多いので、ローコードの曲が多くなりますね。ひとりで演奏する場合は、やはりそのほうが気持ち良いので自然とそうなってしまいます。
でも、「月光」は違いますね。例外も何曲かあります。
投稿者:YM/17/female/宮城
本文:コーラスを入れる場所やその程度は後藤さんが決めているのですか?
また、私は5年程前からアジカンファンですが、本当に潔さんが好きです!潔さんのマッチ声な歌声をもっと聴きたいのですが、本格的にコーラスに採用する予定はないのですか?
A.
基本的には、私が考えることが多いです。でも、たまに建さんが異様に興奮しながらコーラスパートのアイデアを発表することもあります。山さんは基本的に、出たアイデアに対して「アーでもない、コーでもない」と発言する感じです。心強い時と、面倒くさい時が8:2くらいですかね。はは。
潔のコーラスはどうでしょう。必要ならば採用します。
投稿者:3ぐらい/18/male/熊本
本文:後藤さんは作曲する時にライブでやる事まで考えて、2本のギター、ベース、ドラムで出来る範囲で作りますか? それとも作りたいように作って、ライブではライブなりのアレンジでという風にやりますか?ライブのアレンジが素晴らしくて感動してしまいます。良かったら教えてください。
A.
作曲するときは、なるべく重ね録りしないように考えて、再現性の高いアレンジを心掛けています。特に「ファンクラブ」からは、そういう志向が高まっていると思います。
ライブアレンジはライブで自分たちが楽しくなるように、お客さんがCDとは違うということに驚くようにと、いろいろ考えて曲の長さや構成をCDとは違うアレンジにすることが最近は多いです。全ての曲というわけには行きませんが。楽しんでもらえているなら、とても嬉しいです。
投稿者:マンモス甲子園/19/male/兵庫
本文:後藤さんは、就職してからはどうやってバンドのメンバーと集まってプロを目指していたのですか?教えてください!
A.
仕事が終わってから、夜10時くらいからスタジオに皆で集合して、リハーサルや練習をしていましたね。建さんは、仕事帰りにスーツで来ることが多かったように記憶しています。
練習よりもライブ活動のほうが厳しかったですね。集客の少ないバンドが土日にライブをやれることなんて少ないですから。有給休暇が取れるようになるまでは、かなりしんどかったです。
投稿者:Remiria/16/male/山形
本文:「転がる岩、君に朝が降る」大好きです!!ところで、ゴッチ先生は岩が転がってきたらどうしますか?
A.
必死に避けます。
投稿者:赤い電車ユーザー/22/male/神奈川
本文:先日、山形県T市に免許合宿に行った時、教官に『好きな歌手は?』と聞かれて『アジカン』と答えました。すると、教官に、何年か前にバンドをやってると言う男の子が合宿に来て、バンド名を聞いたら『アジアンカンフージェネレーション』と答えたそうなんです!数年前に合宿に来た男の子達はまさか本人だったのか?と教官が話していたのですが、アジカンメンバーで山形県に免許合宿に行った方はいますか?
A.
残念ながら、合宿で運転免許を取ったメンバーはいません。コピーバンドをやっていた子たちだったのではないでしょうかね。結構、いろいろなところに偽者がいたり、勝手に我々が出没したという情報があったりしますけれど、ほとんどの場合はデマですね。
投稿者:guoli/25/female/愛知
本文: 転がる岩に関しては、いろいろと言いたい事があったりとか。「世界を塗り替えたい」とかゴッチが言うわけないと思うのです。戦争をなくしたいと思っても、それが現実味を帯びていないこともゴッチは知っているはず。それなのにあえて、こんなストレートに表現した理由は何ですか?私も汚い世の中は消えればいいけれど、みんな汚いばかりじゃないので、それぞれその時間を大切にしてほしいのですが。
A.
歌詞のたったひと節だけを拾って、内容を決めつけてしまうのはどうでしょう。しかも、その部分は歌い出しではないですか。せめて最初のサビあたりまで読んで貰えたら嬉しいです。
音楽や、詩や小説、映画やアニメ、表現物のすべてが現実味のあることだけを描かなくてはならないとしたら、とても窮屈ではないですかね。心がカッサカサに干涸びてしまうように思います。自分のことを芸術家だなんて言うのはおこがましいですが、時に夢見ごとを言うのも、芸術家や音楽家の仕事です。
この歌に関しては、そんな夢見ごとを書いてはいないと思いますよ。むしろ、自分のを取り巻く現実と向き合って作詞しましたから。
投稿者:Lots/15/male/愛知
本文:「転がる岩、君に朝が降る」から、、というか「ワールドワールドワールド」から歌の中に喜多さんのコーラスが増えているように感じます。「転がる岩、君に朝が降る」では、「赤い赤い小さな車は~見えなくなった」のトコロなどなど。これは、喜多さんが、「歌いたいよ!!」といったからなのですか?
A.
特に強要をしたわけではないですが、「ワールドワールドワールド」というアルバムの曲はすべて、なるべくコーラスを増やそうと心掛けて作曲しました。ひとの声が重なると、楽曲がカラフルになるような感覚が私にはあって、ジャケットも含めて、そういったイメージで作業を進めたので、喜多さんがコーラスで大活躍することになったのです。あまり自分から「歌いたいよ!!」と喜多さんが言うことはないですね。「作曲中のゴッチと目を合わせたら、またコーラスやらされる!!」と思っているかもしれません。ははは。