ペンネーム:甘納豆大好きっ子ちゃん(38)回答編
カテゴリ:日記
仙台、青森とツアーは順調。

どうもありがとう。

GIPスタッフのSヌキ氏の楽屋ご飯によって、カロリー過多の我々。東北ではこうして、いろいろ美味しいものを本番前に頂いた。楽屋でのご飯は、最早東北シリーズの楽しみのひとつでもある。



また、いろいろな街に行きたいです。

東北に限らず、「うちの街にはなんで来ないのー!」という皆さまも、本当にありがとう。

スケジュールばかりは、我々の独断では決められないけれど、なるべくいろいろな街に行きたいとスタッフには伝えてあるので、またどこかで会いましょう。







写真は山形公演に急遽出演したKIYOCITY BOYSの面々。

写真中央は「YAMAGATA Fight for Your Right」を絶唱するリーダーのKIYOROCK。







彼らは尊敬するBEASTIE BOYSの「自称愛弟子の親類の友人が経営するショーパブの従業員の息子の文通友達だ」とのこと。

写真中央よりやや左に写るのは、いつでもファンサービスをかかさないリーダーのKIYOROCK。

「私こそが本当の意味でスシボンバー」とのこと。



ツアーは続く。







それでは「No.9」の回答編です。





投稿者:ファンタマン/15/male/大阪

本文:この曲もネオテニー同様サビがパワーコードじゃない様な気がしますがどうなんでしょうか?あと高校生になって軽音楽部に入ったのですがドラマーがいませんどうしたら良いですか?



A.

この曲もサビ(この曲の場合コーラスという部分ですが)はパワーコードを使っていないですね。ただ3回目だけパワーコードを使っています。基本的にはローコードのDをいろいろ変則的な押さえ方で回しています。言葉で説明するのは難しいので、楽器屋などでスコアを参照してください。

ドラマーがいないのなら、ドラマーになったらどうですか?ドラマーはどこに行っても不足しているので、いろいろなバンドに引っ張りダコ間違いなし!







投稿者:マローダー/32/male/千葉

本文:No.9ですが、歌詞から何となく反戦(といっても、高らかに掲げる感じではなく)ゴッチの言う、目の前の景色から変えるってニュアンスが詞から感じ取れるのですが、何故にタイトルはNo.9なのでしょうか?反戦ということで、そこから思い浮かぶアーティスト…ジョン・レノン…The Beatlesのホワイト・アルバム収録の「Revolution 9」の中で繰り返されるNo.9…No.9…からきてるのですか?



A.

「9」という数字から思い起こされる事柄はいろいろありますよね。何かひとつの事柄から、このタイトルを付けたわけではないので、一言で説明するのは難しいですが、「9」という数字から連想されることのすべてが絡まり合って、このタイトルがふさわしいのではないかと私は考えました。「パトリオット」と同じで、何かをズバっと指し示すというよりは、もう少し幅を持たせたい、誤解も含めて連想させたい、という気持ちがあります。

ちなみにレコーディングでは、私のパートはジョンレノンモデルのレスポールSPを使って録音しました。そして去年の「SUI-CUP TOUR」で演奏したときには、ビートルズの「REVOLUTION 9」の冒頭部分をサンプリングして、セッションを行いました。







投稿者:えら呼吸/17/male/千葉

本文:NO.9。この曲は夢作曲したと聞いたのですが……。何というか、夢で作曲ってどのような感じなのですかね?



A.

あまり詳しい状況は覚えていないのですが、とても良いギターリフを思いついて「!!!」となったのが布団の中だったのです。慌てて飛び起きて机に向かい、ノートにリフを書き留めました。そして、直ぐに布団に潜って再び眠りました。

寝がけにもメロディを思いつくことがありますが、眠気に負けてメモを取ろうと思うことはほとんどありません。ですから、よっぽど良いと思ったのでしょうね。自分でも、未だに夢の中で曲を思いつくなんて信じられません。







投稿者:ナツメAKG/15/male/大阪

本文:山さんが使ってるワックスは何ですか?あの髪型に憧れてます。



A.

山田さんはワックスを使っていないと思いますよ。多分、ジェルかムース、いや、ミストではないかと想像しています。でないと、あんなにカチっとキマらないと思いますので。

でもミストって、今でも売っているのですかね。







投稿者:matta/17/male/鹿児島

本文:質問です。ゴッチさんは、休日にもしもケンさんから「アナゴ捕まえにいこう」、山田さんから「潮干狩りにいこう」、キヨシさんから「昆布とりにいこう」と同時に誘われたら3人の中で誰を選びますか!? また、味噌汁をつくるときにどうやってダシをとってますか?



A.

どれも魅力的ですが、「アナゴ捕り」でしょう。「昆布とり」にも惹かれますが、昆布は潜ってとるか浜辺で拾うというイメージが強いので、「アナゴ捕り」を選びました。アナゴは細い筒状の仕掛けで捕るのでしょうかね。そう言えば、以前大阪で食べたアナゴの刺身がとても美味しかったなぁ。

みそ汁のダシは「無添加天然ダシ」みたいな粉を入れてとりますね。私は「無添加」という言葉に弱いです。







投稿者:ドクロ/19/male/東京

本文:僕はギターを始めて2年半くらい経ち、「そろそろオリジナルを作ろう!」と思っているのですがなかなかできません。一番の原因としては自分のメッセージを込めて曲を作りたいと思い歌詞をちょっと考えてみるのですが2、3行で終わってしまうことだと考えられます。後藤さんは「世界を変えたい!」というテーマだけ(誤解を恐れずに言わせてもらいます)で今回のアルバムを制作したという話ですが、その「世界を変えたい!」というテーマを基にしてどうやって12曲分もの歌詞を書いていったのでしょうか?変な話後藤さんも歌詞を考えた時に「世界を変えたい!」の1行で終わるはずですよね?(笑)そこの歌詞の広げていき方みたいなものがすごく気になりました。ヒントなど教えていただけたら幸いです!



A.

メッセージを伝えることが目的なら、なにも音楽でなくても良いではないですか。私の勝手な想像では、曲を作ることが出来ないのはそこに原因があるのではないかと思います。

私は少なくとも、メッセージを伝えるために楽曲を作りはじめたわけではありませんでした。自分が感動するような曲を作りたい、人々の心を揺さぶるような曲を作りたい、そんな気持ちが原動力です。そのうえで、どんな言葉を曲に乗せるのかを考え、曲作りをはじめました。そうしているうちに、何年もかけて言葉と音楽の距離が縮まって、最近ではやっと自分でも「歌詞を書くということのスタートラインに立った」と思えるようになりました。

はじめはあまり頭デッカチにならず、思ったことや感じたことを、その辻褄が合わなくても、不格好で見た目が悪くても、そのまま放り投げるように作曲に挑んだらどうでしょうか。そうして出来たモノが「初期衝動」と人から呼ばれるようになると思います。

偉そうなことを言ってすみません。





回答編は続く。
2008-05-12 1210601700
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