今月の激プッシュCD。
nada surfの新作アルバム「lucky」が最高。
前作も聴きまくったけれど、今作こそ、もう本当にど真ん中!!!
キラキラしていて切ない。美しい。
求む!!!来日公演!!!!
ここからは「旅立つ君へ」の回答編。ロング。
投稿者:黒猫/15/female/東京
本文:この曲は4曲目の「ネオテニー」と繋がっていますよね?
最初に聞いた時は急にネオテニーの歌の部分が始まってちょっとだけ吃驚しました。
もし意図的にそうしたのであれば、繋げた理由を教えてください!
A.
アルバムの曲順を考えるにあたって、どうしても「アフターダーク」と「ネオテニー」の間に1曲必要でした。「旅立つ君へ」は、アルバムの3曲目として意図的に制作した曲なのです。役割が最初から決まっていたので、あとはどうしたら3曲目以外ではありえない、ここに在ることが必然のような曲に出来るかを、皆で考えました。
曲が繋がっていることで、面白い仕掛けになるということも目的のひとつですが、なにより、聴き手をアルバムという作品の中に引き込む役割を担うのではないかと、そう考えて、こういったアレンジになりました。
結果がどうだったかは、皆さんに聞いてみたいところです。
投稿者:ダテメガネ/17/male/山形
本文:
旅立つ君へは喜多さんとの共作ということですが、その場で2人で曲を考えたのですか?それとも、どちらかのアイデアを組み合わせたり、アレンジしてできたのでしょうか?
A.
どこからそのような情報が出てきたのかは分かりませんが、「旅立つ君へ」は喜多さんとの共作ではありませんので、誤解のないように。
投稿者:鰺の缶詰/14/male/北海道
本文:2曲分の質問になるかもしれませんが、「旅立つ君へ」と「ネオテニー」は「フラッシュバック」と「未来の破片」みたいに2曲間で繋がった感じがしますよね?
ああいう部分を曲を作る上で入れようとした事に何か理由とかはあるんですか?
あと自分は中学で野球部所属なんですが、ゴッチさんが野球部に居たころのポジションはどこだったんですか?
A.
「ネオテニー」との繋がりについては、前に書いた通りです。
「フラッシュバック」と「未来の破片」については、曲が繋がっているというよりは、曲間が短いという言い方が正解だと思います。ですから、今回のやり方とは、ちょっと違うと思ってもらえたら嬉しいです。
ポジションは良く質問されますが、毎回、答えに困っています。本当はあまり言いたくはないのですが、特別に今日は教えますね。
ベンチです。
投稿者:渡る世間は鬼ばばあ/14/female/新潟
本文: [旅立つ君へ]に限らないのですが、歌の題名は、歌詞を作ってから決めているのですか? それとも、題名に合わせて歌詞を作ってるのですか?
A.
タイトルから決めて、歌詞を書くことはほとんどありません。歌詞を書いてから、タイトルを決めています。ただし、今までで一回だけ例外がありまして、「無限グライダー」だけは歌詞が全くない状態でタイトルを先に決めました。
投稿者:うどん/15/female/北海道
本文:この曲のことってわけではないんですが、アジカンのみなさんはCDを出すときいつも「今回のが最高!」というようなことをおっしゃってますよね。
それは、前の作品を作ったことでアジカンがレベルアップして自然と良い曲ができるということなのでしょうか?それとも、前作を超えるような曲じゃないとリリースしないということなのでしょうか?
A.
「今回が最高!」と思うことが出来ないと、バンドを続けて行くことはできないと私は思います。常に「成長したい!」、「進歩したい!」、「現状を打破したい!」、そういう気分が我々を音楽に駆り立てます。アルバムはそういった想いで取り組んだ作業の成果として発表しているので、誰に何と言われようと、最新の作品が最高傑作だと我々は思っています。
だからと言って、昔の曲が色褪せてしまうというわけではないですけどね。昔の曲は昔の曲で、今でも変わりなく愛おしいと思いますし、今でも変わりなく我々の一部で在り続けています。
投稿者:真/16/female/福島
本文:旅立つ君への質問なのですが、どうして最後の『ハロー』は呟くようにぼそりと低く歌われたのですか?気になります。是非に教えてください!
A.
初対面のひとに「ハロー!!」と大声で叫んだり出来ない性格なのです。なんとなく、呟くように歌うことがこの場合は正しいのではないかと思って、ぼそりと歌ってみました。
投稿者:漁村/17/female/千葉
本文:最後の歌詞に「ハロー」とありますが、ハローではもう誰かと出会えたのですか? それともこれから誰かに会えるのを期待してハローとなったのですか?
A.
どちらでもあると思います。このアルバムを聴いてくれたすべてのひとと、ある意味では「出会えた」と思うし、これからも音楽にまつわる新しい出会いや、生活の中で実際に出会う人々のことを、私は楽しみにしています。
歌詞の解釈というのは難しいですけれど、それも楽しみのひとつだと思うので、まずは「何のことを言っているのだろう?」と考えてもらえたら嬉しいです。
詩については、書いた本人でも、何年かたって読み返してみると新しい発見があります。言葉は一字一句変わらないのに、こちらの受け方ひとつで見え方が変わるのが、とても不思議です。そういうところに趣(面白み)があって、書くのも読むのも私は好きです。