なにかと話題の北京五輪。
チベットやウイグルに自由を!という主張は、もっともだと思うけれど、パリやロンドンで聖火リレー(トーチリレー)を妨害したくらいでは、根本的な問題の解決にはならないだろうね。
チベッタンフリーダムコンサートいうイベントが、10年くらい前に開催されていたのをよく憶えているけれど、その頃からチベットの問題はあったわけで、逆にこの10年は何だったんだ!っていう、チベットのことは大きなニュースにもなっていないじゃないか!とも思う。
オリンピックに合わせて騒ぐのも、確かに問題を知ってもらう効果は絶大だけれど(そういう目的が功を奏しての現在だけど)、今までだってオリンピック以外の国際大会(アジア大会とか)が中国であったのに、欧米の活動家や政治家たちは自国が参加しない大会ならば関心がないっていうことなのか。それとも、そういった活動が続いていたのに、ニュースになっていないだけなのだろうか。
チベットの僧侶たちのデモはもちろん、切実なものだろうけれど、欧米のそれにはパフォーマンス的な要素を感じてしまう。
じゃあなんで開催国に決まったの?
バスクは?
コソボは?
パレスチナは?
「人権に関心の高い欧米各国」っていうのが、どうも引っかかる。
やるなら本格的に取り組んで欲しい。開会式に不参加というパフォーマンスだけではなく。
オリンピックが終わったら、忘れられてしまうのでは、あんまりだと思う。
偉そうなことを書いておいて、何も出来ない私。
オリンピックが終わっても忘れないこと以外に、何か出来ることがあるのだろうか。
そんな中、久々に夕方のTVを見ていたら、興味深いニュースもあった。
オリンピック馬場馬術団体代表の法華津(ホケツ)さん。なんと67歳。
アナウンサーが「代表のホケツ」と敬称略で連呼するものだから(「ヤンキース松井」みたいな呼び方ね)、そのニュースを途中から見た私は、この方が代表なのか補欠なのかが全くわからず、「何?何?」と混乱してしまたのだった。
67歳で代表というのも凄いけれど、「年齢が話題になるのは不本意。技術的には今が一番高い」と「鍛錬の結果だ」と、ズバリ!と言い切る法華津さんはとても格好良かった。
最近は年々、老いることに恐怖感があるけれど、なんとなく勇気をもらう良いニュースだなと思った。
続けることは大切だなぁ。
前置きがなくなりましたが、「ネオテニー」の質問を募集します。募集期間は、明日9日水曜日の23時まででお願いします。
ツアーが始まるまでに終わりそうもないなぁ。ヤバイ!!