Broken Social Sceneのライブを観に恵比寿リキッドルームに行った。
リキッドルームはライブを観るにあたっての環境がとても良い。
ソールドアウトでも適度にスペースがあるし、段差のつけ方が絶妙で、何処にいても割と良くステージが見える。背の低いワタシでも十分楽しめるので、大概のひとは場所を選べば「まったく何も見えなかったー!」ということにはならないだろう。音も良い。
でもBroken Social Sceneの前半は、マイクトラブルがあってハラハラしたなぁ。復旧後の一曲目なんて「ベースしか聞こえないじゃん!オイ!PA(バンドのサウンドを調整するオペレーターのこと)!!」と思ったもんね。で、PA卓のほうを見たら、PAのひとは気にせずノリノリだった。ははは。
その後はどんどん音も演奏も良くなったけどね。中盤は観客もトランス状態で、素晴らしいライブだったし。とても楽しかった。
思えばリキッドルームは、ワタシが東京に来て初めて観客として行ったライブハウス。REEFというイギリスのバンドを観に行ったのだった。
当時は歌舞伎町のコマ劇場の脇のビルにあって、辿り着くまでに繁華街を突っ切るので、田舎者のワタシは随分とドキドキしたものだった。「この人混みには必ずスリが何人も潜んでいる!!!」という妄想も持っていたしね。また、到着してからも長い階段があって、そこにはマジックでビッシリとパンクバンド名の落書きやFXXK!!みたいなことが書いてあって、ライブハウスに免疫がなかったし、「ライブハウスと言えばパンチ合戦」という偏見も手伝って「怖い・・・」とビビりまくったことを憶えている。
ライブでは興奮しまくって、ステージに登った。あの時は100人くらいがステージに上がったんだよ。その模様はライブ音源としてCD化されている。誰か「俺も(私も)そこにいました!」というひとがいたら面白いのだけど。
今回のツアーは、そんなリキッドルームから始めることになった。恒例のシェルター公演が今回はない。寂しい気もするけれど、会場が押さえられなかったので仕方ないね。
リキッドルームにも思い入れがあるので、それはそれで楽しみだしね。
それから。
アルバムの感想を掲示板に書き込んでくれて、どうもありがとう。
楽しく読んでいます。
我々は「これだ!」と思ってアルバムを作った。
世に放たれて、誰かが手に取る。そして、それは我々の手から離れて、手に取ったひとのもになる。
だから、聴いてくれたひとたちは、自由に感想を言って良いんだよね。その言葉は、そのひとの表現だからね、タブーはない。
我々も腹を括ってやり遂げたから、どんな批評もドンと来い!
とか言って、「ダメ!クソ!」とか言われたら、人並みに落ち込むけどね。ははは。
ありがとう。
アルバム解説は、もう何週か経ったら始めます。
今回から、1曲ずつ質問に答えようかなと思っているので、始めるときには日記で合図をします。そうしたら、聞きたいことのあるひとは掲示板に書き込んで下さい。いくつか選んで答えます(すべてに答えるのは無理なので、選ばれなかったらゴメンなさい)。
インタビュアーは君だ!!なんちゃって。
面白そうなので、そういうことにします。
よろしく。