ガソリンが高いね。
車に乗らない俺でも、ガソスタ(キヨシがそう呼んでいた)看板を見れば値上がりしているのがわかる。
このクソ高いガソリン代のいくらかは道路整備に当てられている。税金が含まれているということだね。
道路の整備は大切かもしれないけれど、車が必需品みたいな地域に住んでいるひとにとっては、たまったものではないね。例えば、経費を切り詰めてなんとかやっている運送屋とかにとっては死活問題だね。
本当に道路はそんなに必要なのかな?
なくて困っている地域には以外とできなくて、必要もない高速道路がボカーンとできたりする不思議。それにはきっとカラクリがあるはずだと、俺は思う。
誰かが儲かってんだよね、絶対。一部のヤツらが。大手が。
道路がいつまでも公共事業の中心っていうのも変だよね。いつの時代だっていう。
ガソリンが高いということで、ついでに露になったかたちだけど、こちらのほうが深刻。
医療や社会保険、介護や福祉にお金をまわしていくべきだろうと、大概のひとは感じていると思うんだけどな。
道路を作って経済効果がうんぬんとテレビでは言うけれど、新しい産業を国が創らないと、一時的な雇用しか産まれないから、ただ金を撒いただけになってしまうのにね。(勿論、効果のある道路建設や整備もあるだろうけど)
年金で造った保養施設が大赤字を叩き出して、格安で処分されたりね。工事費は莫大でも、結局はバブルみたいに消えて経済効果なんてないでしょう。その時だけ。長い目で見ればマイナス。ということもある。
かたちとして残さないといけないのは建物とかそういう物質的なものではなくて、人とお金が循環する仕組みだよね。
こういうことに怒ったほうがいいと思うんだよなぁ。
「何も変わらないよー」とか言っている場合ではなくなってきているよね、段々と。
皺寄せはそのうち来るからなぁ。
怖い。
単純に怖いね。
ということで「ミュージシャン、ガソリンから想うの巻」をお送りしました。
おやすみなさい。