ウースター
カテゴリ:日記

福岡から戻ってきた。
昨日はZEPP FUKUOKAでSCHOOL OF LOCKというラジオ番組が主催するライブイベントに出演し、今日は能古島という場所に出掛け、某雑誌の表紙撮影を行ったのだ。

ライブはとても楽しかった。10代を中心に人気のあるラジオ番組ということもあって、オーディエンスはいつもより若干年齢層が低いように感じた。共演もYUIちゃんとジンということで、ともに「YOUNG FLAG」という企画にはピッタリ。我々は正直言ってヤングと言うにはおこがましい。
ケンがラジオコメントで噛み、ヤングを「ヤンギ」と言っていて笑った。だから我々はヤングではなくヤンギなのだ。ヤンギで難儀だが、ヤングに負けてたまるか。「メガネー!!」とか叫ぶ若者がいたから言い返してやった、「うるせー」と。

SCHOOL OF LOCKは夜の10時から。普通に考えたらテレビを見たい時間帯だよなぁ、自分が中高生だったら特に。次の日は決まって「アレ見たー?」とかなってたもんね。そんな時間にラジオを聴いているヤツ、俺は結構好きだな。その時間にラジオを聴くっていう選択が個性的で良いと思う。
そういうヤツら(君)にピンポイントでアメリカのド・インディなバンドの音源を聴かせられるのが、俺はとても嬉しい。最新の洋楽のシングルだとか、日本の素晴らしいアーティスト達の音源も。

実は「アジカン先生」という呼ばれ方とか、特に偉そうに話してあげられるような経験もないからちょっとだけ恥ずかしいのだけどね。「先生」だなんてね、「すみません」って謝りたいくらいなのだよ。
逆に貰うものが沢山あるしね。自分が十代だったときのことを、やっぱり番組を通じて思い出すことが多い。ノスタルジックな気分になるというよりは、「俺も頑張らないとな」と、そういう前向き気持ちになる。「この十代のキラッキラで真っ直ぐな悩みに対して、この俺のちっぽけで情けない心配事は一体なんなんだ!」とかね。
ありがとう。
現場の番組スタッフたちも、リスナーたちから随分エネルギーをもらってるみたいで、とても活き活きしているよ。そういうキラキラした大人達を見て、また「チクショー!負けらんねー!」って俺は思うのだ。
壊れそうなモノばかり集めてやる!と。光よりGENJI派。

今日の写真は、初来日しました韓流スター、イ・ジチョン(ケンが命名)と仲間達。
風があって少し肌寒い能古島での撮影に文句のひとつも言わず、にこやかにスケジュールをこなして行くのであった。
能古島では「ノコバーガー」というハンバーガーが売られていて、どこからどうみても「漁師町のお母さん」というオバチャンたちが作ってくれるのだけど、意外に本格的で美味しかった。オバチャンたちとハンバーガーの距離感が能古と能登くらいあるように感じたものだから、皆で心配していたのだけど、ハンバーガーチェーンの幾つかより断然美味かったのだよ、実際。


■最近の活動/行動
10日。リハーサル。
11日。福岡へ。
12日。ZEPP FUKUOKAでライブ。
13日。取材。羽田戻り。

■今、欲しいCD
Graduation / Kanye West

 

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2007-10-14 1192290000
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