スリジャヤワルダナプラコッテ
カテゴリ:日記
4日。ラジオ収録。

イースタンユースの新しいシングル「沸点36℃」を頂いた。

素晴らしい。何度も何度も聴く。

感動で毛穴がキューっと閉まる。

心が奮い立つ。



始まるぞ。つうかもう、とっくに始まってんだよ。

進もう、決意を新たに。

何時だって、何回だって、自分の心だったら更新出来る。してやる。



5日。休み。

自宅で作曲。そしてプリプロ、レコーディングと突入して行く楽曲についてアレコレ考える。107stで録音した音質の悪いデモを聴きながらパリコレ考える。自分で書いた詩を読み返したりする。



6日。台風が来るぞ!ということで、この日の練習は休みにした。

夕方から強くなった雨風。夜中からは、窓を叩くようだった。換気扇が逆回転して、換気口の埃が床に落ちる。排水溝がなんだかコポコポ言っている。ひっきりなしに消防車のサイレンが鳴っている。

だのに、いつのまにやら爆睡。



7日。107st。アレンジ。

プリプロ(簡単に言うとレコーディングのリハーサル)に向けて、何曲かのアレンジが個々の脳の中で急ピッチで進んでいる。唸っているヤツもいる。楽器隊はこの時期が最も大変だ。産み落とすのが役目の俺は、皆より作業が一歩二歩早いので、実は一番大変な時期はもう越している。だから、まとめ役に徹する。

そして、いざさらになる新曲となると、俺は誰よりもムキーっとなって、スタジオを脳内をのたうち回る。

タバコ休憩ばっかりしてんじゃねー!!!とキレて帰る。

帰ってしまうのが悪いクセなんだけど、治らないんだな、これだけは。



8日。107st。新曲の続き。

自分のやりたいことと、他の人間のやりたいこと。それが一緒なことはやっぱり少ない。ガツーンと凹むくらいのノーリアクションの中で発表される新曲も少なくない。

音楽性の違いなんか臭喰らえなんだよ。

他の3人を自分のイマジネーションの中に引っ張り込めないでどうすんだっていう、闘いだ。旋律で、歌詞で、ギターリフで、コミュニケーションで、ありとあらゆる手段で。

それが出来ないで、誰に聴かせようってんだよな。ねえ?

負けねえぞ。

相手は自分自身。



9日。休み。ちょっと散歩。

行きに凄い行列だったうどん屋に吸い込まれる。意外に普通。

昼間からビールを飲む。何か悪いことしているみたいで、昼間のビールは好きだ。本当は平日に飲むのが良いんだけどね。



帰宅してからは、作曲と作詞。

ブワーっとメロディと歌詞を書き上げる。

この曲で4枚目のアルバムのセッションは完結する。一年半もずっと、新しい曲のことばかりを考えていた。「いろいろ」という言葉で片付けてしまうのもアレだけど、いろいろあった。

あと一息だ。

でも、この最後の一息がとんでもない悪臭だったら、全てが台無しなんだな。ほっとはしないぞ。しないゾエ。





忘れかけのフィードバックファイル解説。最終回。

「永遠に」

イントロのアルペジオパターンはかなり早い段階から温めていたもので、実はファンクラブのセッションでは、「ブラックアウト」、「暗号のワルツ」に続いて3番目に出来た曲。

Aメロ終わりまで、ルートをGのまま和音をずらして行くコード進行が気に入っている。というか、イントロからアウトロまで何もかも良く出来たと思う。ファンクラブのセッションの中でも1、2を争う曲だ。

ケンさんは頑なにこの曲のアルバム収録を主張し、彼のプレイリスト内のファンクラブにはこの曲が収録されている。らしい。
2007-09-10 1189355700
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