リバプール
カテゴリ:日記

10日。大船にくるりのライブを皆で観に行った。
楽器の音がひとつひとつ素晴らしく、感動した。
電車から見える大船観音はいつ見てもちょっと怖い。ヌンッ!って感じに見える。ああいう巨大な観音様や大仏などをツアー先でたまに見かけたりするけれど、決まってヌンッ!って感じがして、そして人々の念によって少しずつ大きくなっているような気もして、やっぱり怖い。
大船観ヌンッ!ってな。
怒られてしまうね。すみません。

11日。プリプロ。
本番のレコーディングに向けて一度楽曲を録音し、ヤイノヤイノと各パートのフレーズや音色などを確認する作業。新曲2曲の作業をこの日は行う。楽器のアレンジは、個々のパートがある程度決まってきていれば、和音(主に「和音濁らせ番長」のケンさん)とリズム(弦モノのストロークなど)の確認と修正くらいなもので、あまりモメたりはしない。
ただ、コーラスについては毎回紛糾。意外と、どこにコーラスを入れたいのかっていうのは個人の趣味が出る。

12日。プリプロ。
この日も更に新曲2曲の作業を行う。
コーラスの本数を稼ぐために、キヨシにも歌わせてみた。が、習慣化しているであろう飲酒、及び何を歌ってもマッチ声になってしまうその声質によって、3秒で不採用が決定した。音域がキヨシには合わず。
ただし、11月のシングル収録の「由比ケ浜カイト」では、キヨシ大先生の貴重なコーラスが聴けます。
良いセールスポイントだね。

13日。大相撲観戦。
この日はイースタンユースの吉野さん、テルスターの千葉さんらと大相撲を観に出掛けた。
枡席でビールを飲みながらワイワイと観戦。前の席の、よく見るとホルモンのナヲちゃんに似ているオバちゃんがやたらと話し掛けてくる。白鵬を「ハクちゃーん!!」と滅茶苦茶な呼び方で呼んでいる。そして、白鵬が豪快に投げを打って北勝力に勝利。オバちゃんは極度に興奮し、バシバシ俺を叩くのであった。
「アンタ、CMでお茶漬けをかき込んでいるいるひとに似てるね」とオバちゃん。高見盛ってこと?俺?
複雑な気分になったのだった。高見盛は好きだけど。

その後はちゃんこを食いに出掛けた。
メニューを見ると「野菜の土俵入り」なるものがあるではないか!!ものすごく気になったので注文。意外と普通で残念だった。もっとこう、常人の想像力や野菜という概念を根底から覆すようなモノを期待していたのに。野菜スティック的な(写真参照)、そういうものだった。

相撲友達は少ない。というか、皆無に近い。
だからこの日は相撲仲間が沢山いて本当に楽しかった。「また行きましょう」ということで相撲部(観戦専門)を結成した。

14日。練習。
ベリテンやら、シェルターやらのリハーサル。練習。
そして新曲のアレンジ。
真新しい曲の歯車がやっと噛み合い出した。もう少し。もう少し。魔法呪文は今日唱えられたのだ。メラゾーマ。この瞬間なんだよね、大切なのは。遅れていたヤツらの目が変わる。やっと見えたか。
やるぞ、メンバー諸君。
全てを血肉に変えなければならんぞ。音楽のことばっかり考えていないといけないぞ。
注いでも注いでも、足らんのだぞ。
また胃が痛くなるぞ。息がクッサくなるぞ。

素晴らしいアルバムが出来ようとしているぞ。

 

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2007-09-15 1189782540
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