23日。休み。
24日。都内スタジオでアフターダークのPV撮影。
今回はブラックアウト以来のスーツ着用ということで、撮影に挑む。スーツはスタイリストさんが用意してくれたもの。なかなか良い感じ。
今回はなんと、俳優さんも出演。
我々は演奏シーンのみだけどね。
25日。ラジオ収録。そして取材。
この日の最後は2時間に及ぶロングインタビュー。なのに、だのに、マロニー、一言も発しなかったタッキー山田氏。渋い。いろんな意味で。
26日。取材。
この日は中華街で撮影とインタビュー。
カメラマンは前にBUZZで撮ってもらった藤原さん。あの時のBUZZの写真、珍しく男前だったんだよな、自分で言うのは何だけども。だから、今回も期待しているのよ。まあ被写体に限界があるかもしれないけれどね。
ブサイクにもイイ顔する瞬間があるのだよ。
27日。休み。
久々に自宅で音楽を聴く。
アルバム曲の作曲は完全に終了したからね、休みに余裕がある。嬉しい。久々だな、こういう感覚。
この日はライジングで貰ったままになっていた8otto(オットーと読む。日本のバンド)の新しいアルバムを聴く。ストロークスを手掛けたエンジニアの方が関わっているということで気になり、実は前のアルバムから好きで聴いているのだけど、たまたまライジングサンでメンバーの皆さんに会ってCDを貰ったのであった。
新しいアルバムも本当に格好良い。音像がど真ん中ストライク。
28日。休み。
この日も自宅で音楽を聴く。
クリックひとつでCDが家に届いてしまう時代。まさかこんなに便利になるとはね。子供の頃、そのうちボタンひとつで買い物に行かなくても商品が届くようになる!みたいな映像をTVで観た記憶がある。運送屋ではなくて、商品はワープしたかのように現れたような気がするけど。
それと、大した差はないよな。
思いついたことを大概は手にしているということか。
今さら、言い直すことでもないか。
この日は届いたばかりの、七尾旅人「911 FANTASIA」を聴く。3枚組、約3時間ぶっ通し。
圧倒的だ。
俺は、音楽を好きで本当に良かったと思う。
君が音楽を好きと言うのであるならば、このアルバムを聴くことをお勧めするよ。
やらなければいけないことが沢山あるな。
ポップミュージックではあるけれど、「経済」に飼いならされるのはご免だよ。
そして、明日からはレコーディング。
良い曲を、歌を、書いた自信がある。誰にも恥ずかしい気分にならないで、本当にそう思える。
あとは録音だ。
でも、ただ音を録れば良いってものではないよ。
俺たちのやってることは、精神が剥がれ落ちたら●ンコみたいなもんなんだ。
インコでもアンコでもないアイツ。
俺は、誰に何と言われようと進むのだ。