6日。ホッチリ(レッチリとも言う)のライブに行き損ねた。
7日。レコーディング。
キヨシが変わった髪型にしてきて、驚く。右と左が対象ではないのだ。アシンメトリーというらしく、「いいだろ?」的なアピールを皆にしている。
「変だね」とはとても言いづらい雰囲気なので、日記に書くことにした。
俺は変だと思うよ、キヨシ。
8日。レコーディング。
マッチレス、ヴァイブロキング、ツインリヴァーヴ(「ヴ」は下唇を軽く噛みながら発音して下さい)、この3台のアンプを組み合わせて録音する。何台かを同時に鳴らすことが多い。音に厚みが出るんだな。良い。録り音が良い。
9日。レコーディンゲ。
作業は順調に進む。
10日。レコーディンゴ。
作業は順調に進む。
11日。休み。
12日。ラジオ収録。
パーキングエリアのラーメンは美味そうに見える。なぜだかわからんが、美味そうに見える。実際に食べてみると「なんだかなぁ」と必ず思うのだが、何回もの後悔を重ねようとも、パーキングのラーメンを見ると「美味そうだな」と思ってしまう。「いや、待てよ」という自分もいるが、「ここのパーキングこそは」と思ってしまう自分もいて、大概は後者が勝ってしまう。で、食べてみるとやっぱりそんなに美味しくはなくて後悔する。
俺はアホなのだと思う。
「特製ゴマラーメン(高菜入り)」に激しく心を揺さぶられている。近日中に食ってしまう自信アリ。つうか、不安アリ。
13日。107stで作業。
新曲の作業はひとまず置いて、サンプラーを駆使してセッションを行った。面白い。しょっぱい音のリズムマシーンにギターとサンプラーを合わせて行う「ひとりポストロック」も面白い。延々とたったひとりでやっていられる俺は暗い男なのかもしれん。でも、楽しいよ、ひとりでセッションするのは。
フィードバックファイル解説。
その9。
「堂々巡りの夜」
もともとは頭のイントロを継続したような雰囲気で、とてもストレートな曲だったのだけれど、延々アレンジしているうちに現在の形になった。「なってしまった」と言ったほうが良いかもしれない。どうやってフレーズを組み合わせると面白いかという作業に没頭したからだ。気がついたら、もともとの曲は影も形もなくなってしまったのだった。今さらデモを聴き直してみると、笑えるくらいに別の曲になってしまっている。
内容については、どこがどうとか説明するのが面倒くさい。「解説の放棄じゃん!!」と言われたら困ってしまうけれど、この曲は各パートの組み合わせ方が面白いので、そのあたりに注目して聴き直すと「7へぇ」くらいにはなるかと思うので、各自でお願いします。
アレンジに集中しすぎて、歌詞の出来上がりがもの凄く遅くなってしまい、とても困ったというのもエピソードのひとつ。