20日。レコーディング。ベーシックを録音。
キュウリ味のペプシ。「マズ~!!」と言いたくて買ってみたのだけれど、意外にイケる。毒々しい色だけどね。
21日。レコーディング。ギターダビング。
22日。レコーディング。歌とコーラス。
23日。休み。
映画「大日本人」を観に行く。
いろいろなところで、いろいろな感想を耳にしていたので、正直言って先入観バリバリだったけれど、とても面白かった。
24日。レコーディング。歌とコーラス。
この日は映画「大日本人」について、TAK山田氏と語りあう。
25日。健康診断(簡易的な人間ドック)に皆で出掛けた。
ひと通りの検診の最後に、バリウムを飲んでの検査を受けたのだが、これが非常に辛かった。発泡剤によって風船のように膨らませられた胃袋が悲鳴をあげている。しかもゲップ禁止。そして、コンビニで売っている飲むヨーグルトに良く似た容器にタップリと入れられたバリウム。それを「全部飲め!!!」と春風亭小朝に似たレントゲン技師(女性)が言うではないか。キャー!!鬼。
ここ最近で最もダウナーな数時間を過ごしたなぁ。こんなに辛い検査するくらいなら、長生きしなくても良いかなとちょっと思ったもんね。
26日。ラジオ収録。夏フェスの取材。
27日。107st。キヨシと共に練習。
フィードバックファイル解説。
その10。
「嘘とワンダーランド」
アルバム制作を行っていると、かならず精神的に落ち込んでどうにもならない何日間かがある。そういう時は、大体の場合はメンバーに当たり散らして帰ってしまう。俺はカナリー・コマッタ君(15)だ。そのまま何日かバックレるのだから、サラニー・コマッタ君(15)なのだろう。双子だ。
そんな空白の何日間が過ぎ、精神的な調子も良くなってスタジオに顔を出したところ、出来上がりかけていたのがこの曲。
イントロや間奏は、モロにキヨシの趣味が反映されたハードロック風になっていて、最初に聴いたときは「キヨシが相当ハシャいでアレンジしたんだろう」と思った。実際、その通りだった。
作曲者であるキタケンセツが「歌詞は書けない」ということだったので、作詞は俺が引き受けた。人の作ったまっさら(特定の言葉の乗っていない)なメロディーに歌詞を書くのはとても難しかった。と、同時に、とても面白かった。