12日。自宅にて作業。
最近は精力的に宅録を行っている。独りでジトーっと音源をパソコンに向かって録音しているのだ。まあでもこの宅録というヤツ、止め時が全くわからない。なにしろ色々な選択肢における決定権が、当たり前だけど自分にしかない。
バンドっていうのは、他に3人もジャッジしてくれる人間がいて、しかも話合いも出来るわけで、面倒臭いこともあるけれど心強いことも多いのだなと、独りで宅録などを行ってみると感じる。
でも、30歳だからね。そろそろ一本立ちせんと。ソロとかそう意味でなくてね(ちなみにダジャレではない)。成長したい。

13日。ボーカル録音。声はバッチリ出た。
この日に歌った新曲はとても前向きな歌だ。かといって闇雲に「頑張ろうぜー!!」みたいな感じではないのだけれど。とにかく、とても良い歌詞を書くことが出来て、それが今まで書いたことがないくらい前向きなものだったんだよね。
この曲を歌っていると、ちょっと自分でも驚くくらい感動してしまう。感動ってのは違うかも。でも、陳腐な言い方だけどグッとくるんだよ。こういう歌が作れて嬉しい。

14日。ボーカル録音。引き続きゼッコーチョー。中畑清。
この日は気合いが入り過ぎて録音中に鼻血が出た。ディレクターもエンジニアも「そんなやつ初めて見た!!」と大笑い。もちろん、俺も初めての録音中鼻血。
ちなみにこの曲は「新しい世界」っていうタイトル。音源が出たときは最後のサビで、俺が鼻血を出したことを思い出して聴いて欲しい。ははは。

15日。コーラス録音。
キヨシが何を思ったかふたつの歯医者に同時に通いはじめて、それを皆で議論する。
最近流行のセカンドオピニオンというやつかと思っていたら、「ふたつ同時に通ったら、2倍の早さで治るじゃん?」とのことであった。うーむ。笑うしかないな。
歯医者さんには怒られたらしいけど。

16日。107stに独り籠って録音作業。深夜からTD。

17日。ラジオ収録。深夜からTD。
TDまでかなり時間があったので、ケン、キヨシとボーリングに出掛けた。都内の某ボーリング場はストライクが出るとルーレットが回って、7が揃うと景品がもらえるのだけれど、両ゲームとも100ピンに満たないキヨシのレアなストライクで7揃うあたり、ヤツの持って生まれた運には並々ならぬものを感じる。
アイツはそういうツキみたいなもんを持っている。で、それはどうしようもない暇つぶしのボーリングとか、そういう時に限って現れる。笑いとともに。

18日。スタジオでライブ練習。地味に。黙々と。

19日。休み。一日中寝た。

20日。散歩に出掛けた。
なんとなく某有名住宅街を練り歩いてみたのだが、犯罪都市シカゴからやってきたエディ・マーフィーが現れそうな感じであった。日本のビバリーヒルズ。とか言っても、ビバリーヒルズには行ったことがないのだけど。どの家もセコムしてたな。
散歩師よ、何処へ行く。

写真は俺がライブ時に使用しているアンプ。
フェンダー・バイブロキングとツインリバーブ。

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