10日。自宅にて作詞。
曲によって、詩のイメージが湧く曲とそうでない曲がある。難産タイプの曲はどうしても観念的な詩になってしまって、景色が浮かんでこない。逆に、最初から最後まで、バチバチバチっとインスピレイションの塊で頭を撃ち抜かれたように、歌詞もイメージも一気に出来上がる曲もある。
たった一言で良いんだけどね。その曲のイメージのど真ん中にあたる一言。それが出てくればこっちのもの。あとはやわらかい風船を膨らます感じね。出来るだけ力まずにフーっとやれば良い。
悪いときは、なんだか良くわからないモノによくわからないモノを塗りたくっているような感覚かな。だから、どこまで塗ってもひたすら真っ平。
で、今日はどうだったかというと、とにかく最高に調子が良かった。
11日。作詞。
何曲か、まだ録音していない新曲たちの中には、言葉と楽曲の重なりが悪いものがある。これは個人的な感覚なのだけれどね。30行の素晴らしい歌詞があっても、たった3文字で「こんなの歌えない」っていう超ワガママな歌手のような自分が突然現れて、作詞をしている俺に食ってかかるわけ。「ここ!どうなって・ん・の!!」みたいな感じで。
家では良くても、スタジオに行ってからそういうことになる場合もある。
この日はそんな、まだ上手くつかめていない曲の作詞。イライラする。
気分転換に、大相撲三月場所の初日をテレビ観戦。
荒れる春場所か。
12日。107stにて新曲アレンジ。
試行錯誤は続く。先週の段階で最高のアレンジだと思っても、たった何日かでそうは思えなくなってしまうこともある。確かに、良いとその時は思ったんだ。でも、本当にあっさりと、いとも簡単に、そう思えないようになる。だから、何度もやりなおす。その度に「これが一番良い」という形に仕上げる。
13日。引き続き。
14日。引き続き、アレンジ。
そして、今月のレコーディングの日程をメンバーと話し合う。
15日。レコーディング曲の構成などをおおまかにチェック。
連日の作業で疲れがたまってきたので、早めに退散。
16日。ラジオ収録。
中断しているフィードバックファイル解説、次回やりますね。
ちょっと作詞やら作曲やらで、忙しいので。