サルサソースをヘソに塗り込むひと
カテゴリ:日記
アリーナツアーが始まりました。

うーむ。まあ、ツアー毎に掲示板がマナーの話で盛り上がるというのは、もうこれアジカン掲示板の名物ね。こういうマナーの問題を話し合えるというのはとても良いことだと俺は思うので、こうやっていろいろみんなで意見交換することによって、ちょっとづつ良くなっていけばなと思う。願う。

でも、ライブに来るひとの全てがアジカンの掲示板を見ているわけではないからね。そして、会場内でも、トラブルのあった場所と無かった場所があるということ。うん。僕らが見ているのは、いつだって世界のほんのちょこっととした「部分」なんだな。そしてそれは、見る角度によっても形を変えてしまうもの。自分の目に映ったものは、自分にとっては「全て」なんだけど、文字通りの「全て」なんかじゃないんだよね。俺は掲示板を読んで、いつもそんなことを思い知るよ。

我々からのライブに関するお願いは、ほんのちょっとしたこと。とてもシンプルなこと。



他人を思いやって欲しいということ。(当たり前だけど、暴力や暴言なんかは最悪。)

困っているヤツがいたら助けてあげて欲しいということ。



自分にとって最適な場所を自分で探して欲しいという想いもあるけど、これには知識や経験も関わってくることがあるから、簡単ではないかもしれないね。だから、自分がわかる範囲で、ゴッチちゃんの穴場スポットを今日は掲示板の討論に参加するかのような心持ちでカキコしちゃおうと(死語ね)思います。

ブロック前方は、バンドの演奏開始と同時に、人々がギュっと前に詰まります。つまり(ダジャレじゃないよ)、その場所では後ろから押されてしまうということ。これは、いろんなライブに行ったことがあるけど、オールスタンディングではまず回避することが出来ないと思います。なので、「押されるのは勘弁!!」というひとは、初めのうちはサイドや後方で待機して、前方がキュっとつまったときに出来るスペースを活用してみてください。このスペースは意外とゆったりしていて、背が低くても前後のひととの距離を保てるため、前が比較的よく見えたり、他人が耳元で熱唱(これ、一回も経験したことないなぁ)というような現象を回避できますので。



ミュージシャンがこんなことを書くのは変かもしれないけど、俺たちは本当に、観客に楽しんで欲しいんだ。でも、当日は演奏するしか出来ないからさ、来るひとみんなに、自分が楽しめるように、自分のまわりのひとが楽しめるように、ちょっとだけ協力して欲しい。ほんのちょっとだけ、みんなが想像力を働かせてくれるだけで、数々の小さな問題の大抵は片付くと俺は信じているよ。

よろしくお願いします。



最後に。

ペットボトルの持ち込みについて。

最近、フェスとかでもそうなんだけど、ペットボトルの水(ないし液体)を撒くひとがいるでしょ。それで、機材が壊れてしまうことがあるのです。事実、スピーカーが1台壊れてしまって、会場と我々で修理代を折半ということもありました。

今回のツアーは、例えばPA卓(音量をコントロールする機械)など替えのきかない機材が多くて、これに水がかかったりすると大変なことになるのです。最悪、ツアーが続行できなくなることもあります。そのため、ロビーや指定の場所のみ(幕張で言ったら10と11ホール)飲食可になっているとのことです。(つまりこれ、喉が渇いたら、一旦ロビーに出てから給水して下さいということだね。)

でも、それにしたって買ったばかりのペットボトルをロビー内に置きっぱなしにしたり、その場で飲み干してから入場なんていうのは無理だと思うから、適切なアナウンスをするなり、簡単なドリンクコーナー(カップとかね)を作るなりすべきだということは、お願いしておきました。皆が掲示板に書いてくれた諸々の問題提起は、スタッフももちろん目を通していますので。

我々はこうやって、少しづつ良くしていきたいと思っています。



今日はこの辺で。

長い文章なので、誤字脱字はご容赦下さい。
2006-11-15 1163523840
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