18日。休み。
19日。名古屋レインボーホール。
名古屋に行くと風邪をひくというジンクスがあったが、今回は風邪をひかなかった。とういう旨のMCをしたらば、「ゴッチさん、風邪だったんですね。どおりで声が変で…」というとうな書き込みが掲示板に!!むむむ。
調子、良かったのに…。変な声なのは多分、普段からだと思うよ。演奏が良かったから、ヨシとしよう。この日はなんと満員御礼。名古屋!!ア・ツ・イ!!
この日の打ち上げは手羽先。OZMAのホセを中心に、店内に備え付けられたカラオケで盛り上がった。俺はライアンと無謀にもクイーンのボヘミアン・ラプソディをデュエットした。「♪ガリレオ、ガリレオ~」とか一回やってみたかったんだよね。
20日。名古屋にて、ラジオ出演。二日酔いぎみだったが、元気に働いた。
21日。大阪にて、取材。ラジオ出演。
22日。休み。
23日。休み。
24日。福岡にてラジオ出演。
大相撲九州場所が開催中ということで、潔と俺、スタッフとでちゃんこ鍋を食べた。これでもか!!という量に圧倒されたが、なんとか食べきった。
25日。福岡マリンメッセ。
ゲストはスペアザとPOLYSICS。どちらも素晴らしい演奏で、本番前にテンションが急上昇。負けじとのめり込むように演奏した。今回が初めてのライブという人が多かったみたいで、とても嬉しい。そういう人が、ライブ会場に通うようになったりすることを想像すると、ニヤニヤと気持ち悪い顔になってしまう。
僕らがやりたいことと、君が求めるものが一致しないこともあるかもしれないけれど、俺たちは右往左往しながら心血注いで最高の新曲をつくるよ。誰にも邪魔されずにね。
また何時か、それが重なることがあるならば、我々のライブに来ておくれ。敷居だけは、誰よりも低くしておくからさ。へへへ。
打ち上げはモツ鍋。ハヤシ君からキングクリムゾンの素晴らしさを伝授してもらった。ケンさんは自らの伝説を語ることで、スペアザの面々の心を鷲掴みにしていた。どんな伝説かは秘密だけど、この話に食いつかなかったバンドマンはいないからなぁ。さすがロックスター・ケンスケ。
25日。大相撲九州場所、千秋楽を観戦。燃え上がる。
力士達の身体は美しい。特に横綱は他の力士達に比べて、ひときわ美しい。素人目にも見るからに違うことが分かる。
とにかく、生の大相撲は最高だった。やはり、何事も実際に体験するということが他の何よりも勝る。とても感動した。また行きたい。
白鵬ストラップ(今場所は休場だったけど)をお土産に帰宅。
26日。2000字超の原稿と格闘。うーむ。新しい挑戦だな、これは。ツアー中とはいえ、幸いにもアウトプット回線に空きがある。こういうときは精一杯取り組むことで、自分の作曲や作詞、音楽活動に戻ってくるものがある。
浅野いにお著「ソラニン」というコミックを読み、センチメンタルな気分になった。1980年生まれには、才能のあるひとが多い。
1976年生まれの辰年ドラゴンズは、いっつも誰かの才能に嫉妬しっぱなし。コンプレックスだけは、どんぶり飯を5~6杯食えるほど持っている。これは俺だけかな。
ブッ飛ぶくらいに最高な曲を書きたい。そしたらちょっとくらい何かが変わるかな。
そう思ってたら、10年も経ってしまった。
あの頃の自分が、今の自分を見たら何て思うだろうか。
「ソラニン」を読みながら、そんなことを考えた。