リバーシブル・ブーム到来
カテゴリ:日記
16日。四日市ケイオス。

今回のツアーにおける最小キャパシティ。狭いがとても良いライブハウス。

身体に疲れがあり、終演後、かなり喉が痛んだ。夜走りで岐阜に移動。



17日。岐阜クラブG。

朝から声が全くでない。スタッフに相談し、耳鼻咽喉科の病院に行った。風邪と喉の酷使が原因ということで、とりあえず声が出るように注射を打ってもらった。

鼻から内視鏡を突っ込んで声帯の写真を撮影したのだが、それがキツかった。

ライブハウスに戻ってリハーサルを行ったが、声がやはり出ない。残念ながら、中止(延期)という判断をせざるを得なかった。観客には病状を説明し、直接の謝罪と数曲の演奏を行った。観客のあたたかさに救われた夜だった。

原因はいろいろなところにある。それも、すべて自分の中。誰のせいでもない。自分の責任。



18日。名古屋に移動。

着いてすぐに取材。もちろん声が出ないので写真撮影のみで抜けさせてもらい、いろいろなアーティストがお世話になっているという先生に診察してもらった。そして、注射と点滴を受けた。



19日。ゼップ名古屋。

朝から点滴を受け、会場入り。声は出るが、コントロールが難しい。カラオケに初めて行ったときのような、そんな感覚。それを戻すべくリハーサルを念入りに行った。

そして、本番。目一杯やった。よく憶えていないけど、このツアーで最も演奏にのめりこんだ夜だったと思う。何かを考えたり、上手いとか下手とかそういうことに一喜一憂する暇がないというか。とにかく目一杯出した。

終演後も病院で点滴。



20日。ゼップ名古屋2日目。

この日は朝から耳鼻咽喉科。点滴と声帯の撮影。「声出さないのが一番の治療」と言われても…。喉は前日よりはコントロールがきくようになった。

本番。前日同様、目一杯。もうそれしかない。終演後はヘロヘロになった。



21日。金沢に移動。

部屋でゆっくりしてばかりでストレスが溜まっていたので、ジャッキー・チェンのDVD「蛇拳」を鑑賞。声を出さずに、静かに興奮した。

タワレコのポスターとかで、ミュージシャンの有名人のコラボ0みたいのをよく見かけるが、もしアジカンがやるならジャッキー・チェンが良いなと、そんな淡い夢を俺は前から持っている。いや、ユンピョウでも良いな。



22日。金沢エイトホール。

灼熱、そして酸欠。酸素がないのが本当に辛かったが、高いテンションで熱い演奏が出来た。エイトホールは本当に思わず笑ってしまうくらい熱い。

終演後はラーメンを食って(久々の外食)さっさと寝た。



23日。新潟フェイズ。

喉は良くなっているが、連日のライブによる疲労も溜まってきている状態。ここ何日かは本当にタイトロープと言う感じで気が抜けない。リハは軽めにして喉の負担を減らした。

本番。昨日に引き続き高いテンションで演奏出来た。絞り出すように目一杯。この日も、あまり本番中のことは憶えていない。始まったと思ったら、あっというまに最後の曲。

終演後はホテルで爆睡。信じられないくらい深い眠りだった。



24日。戻り。休養。



25日。休養。
2006-06-26 1151250720
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