ラッパ飲み友の会
カテゴリ:日記
2日。盛岡クラブ・チェンジ。

盛岡のライブハウス・チェンジはこの度、2号店をオープンしたらしい。一気にキャパは倍近くの300人くらいになる模様で、これは非常に素晴らしいことだと俺は思う。今回行ったのはチェンジ本店だが、いずれ2号店のほうでもライブがやりたい。盛岡のライブは高いテンションでもって演奏できた。オーディエンスも雰囲気が良かった。

終演後は焼肉と冷麺。ただし、肉にガッツく余力は残っていなかったので早めに就寝。



3日。仙台への移動日。ラジオ出演。

ラジオに出演した後は、牛タンや刺身を食わせてくれるロック居酒屋に行った。店内でドゥービーブラザーズのビデオがガンガンに放映され、メンバー一同、その演奏に釘付けになりながらの食事だった。



4日。仙台初日。

非常に熱いオーディエンス。仙台はシャイボーイ&ガールズが多いイメージだったが、それが覆るほどの熱さ。我々もかなり良い演奏が出来たのではないかと思う。

終演後は魚や山菜中心のヘルシーな居酒屋で食事だったが、またもやそういうものをゆっくり頂く体力がなく、早めに就寝。



5日。ゼップ仙台二日目。

この日は前日に比べてオーディエンスの年齢層が若干若く思えたのは気のせいか。子供の日だからかもわからんね。演奏は引き続き良い状態が続いている。ケンのギタープレイは、たまに隣で観ていてコンチクショーと思えるくらい良い瞬間がある。負けられん。

終演後は牛タンやミソカツなどを食わしてくれる店に行ったが、またもや余力は全く残っておらず、早々と就寝。

今回のツアーは、本番が終わると打ち上げに参加できないくらいヘロヘロになってしまう。そのくらい、高いテンションで挑まなければならないセットリストになっているからだ。でも、オーディエンスが良い顔で帰ってくれればちっとも辛くない。

綺麗ごとではなく、自分のためでなくお客さんの喜びのためにやっていて、それが一周回って自分のためになるというか…。セットリストには自分たちのエゴ(表現したいこと)がもちろん込められている。ただ、演奏するときはそういうエゴとは逆の方向性を持った想いが宿っていて、そこに向かうための向上心が我々を転がしている。

ツアーはまだまだ続く。



余談だが、本番前に行った自然史博物館。入ってすぐのビデオ再生ボタンを押してみると、非常にパンチのあるアナウンスが流れたのだった。

「東北の地形、その3」

一瞬、順路を間違えたかと思ったが、そうではなかった。なぜに入って一発目なのに「その3」なのか。館内をくまなく探しても、「その1」や「その2」は発見出来なかった。凄くモヤモヤした。そう言えば、スターウォーズも3から映画になったことを今思い出したが(スターウォーズは4からでした。すいません)、そういう狙いならば、今後、5話まで行ってから1話が作られるはずだ。



6日。戻り日。

吉祥寺のとあるスタジオにて、とある映画の制作現場を見学してきた。非常に緻密で根気のいる作業に多くのスタッフが従事していて、感銘を受けた。素晴らしい映画が誕生する現場を目撃できた喜びで一杯だ。

こういう体験は、自分の音楽活動に多くの影響を与える。素晴らしい。



7日。休み。

西川美和監督「蛇イチゴ」を自宅で観る。西川監督の映画は非常に自分のツボを刺激する。増々、新作「ゆれる」の劇場公開が楽しみになった。

休日の映画は良い。





ファンクラブ解説。その5。

路地裏のうさぎ。

この曲はファンクラブの制作期間の後半で作られた曲。ヴァース(Aメロ)とコーラス(サビ)だけのシンプルな構成なのは、前半の作業でかなり複雑な構成の曲を作っていたため、その反動なのかもしれないと今になって思う。シンプルだが、そのシンプルさが曲に疾走感を与えているように思う。イントロはキタさん作。

個人的に間奏のディレイのかかったギターパートの音符が、徐々に長くなって行くところが気に入っている。





追記。

福岡公演のチケット、まだ多少余っている模様なので、九州地方のみなさんは是非。

なんでも発券されなかったチケットが大量に戻るということがあったみたい。オークションとかのアレかもしれんね。よくわからんけど、とにかくまだチケットあります。

こういう宣伝、久々だなぁ。

でも、本当に観に来て欲しい。
2006-05-08 1147017300
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