カルーアミルクの一気飲み禁止
カテゴリ:日記
12日。そろそろアーティスト写真(NANO-MUGEN FES.の取材とかに使う)の撮影があるということで、服を買いに出掛けた。服とは関係無しに入店したヴィレッジヴァンガードでファミコンが驚きの安さだった。欲しい。

最近はPSPがぶっ壊れた影響で、楽しめるゲーム機種はゲームボーイのみ。やっぱり任天堂ということか。



13日。休み。田淵安一展に出掛けた。抽象画を鑑賞したあとは、もの凄く疲れる。時間をかけて見過ぎなのかもわからん。



14日。ラジオ収録。

ストレイテナーのラジオ番組「デッドマンズレディオ」は九州地方限定の番組。DJのアツシホリエは少々天然なところもあったが、男前なトークで仕切ってくれた。まあ、居酒屋の延長線みたいな内容だったけどね。

その後、オダギリジョーさん、香川照之さん主演の「ゆれる」という映画の試写会に出掛けた。監督は西川美和さん。今まで観た映画の中でも3本の指に入るくらい、本当に素晴らしい映画だった。重く深い。劇場公開されたらもう一度、必ず観に行きたい。

もうずっと、ここ最近のクリエーター達のテーマは「繋がるということ、繋がらないということ」なのではないかと感じる。そういう表現物が多い気がする。それがどういうことなのかも含めて。



15日。ツアーのリハーサルがスタート。

セットリストも決定。キヨシがドラムセットを変え、ヤマちゃんもベースアンプを変更。リズム隊のローがすっきりしてかなりタイトな中音になり、その分、演奏がシビアになって大変だ。修行のようなリハーサルになっている。



16日。リハーサル。引き続き修行。個人的に筋トレなども行っているけれど、「もうツアー直ぐだよ」という台詞をキヨシから頂いた。ごもっとも。



17日。リハーサル。白熱。



NANO-MUGEN FES.の打ち合わせも佳境を迎えております。出演者も9割決まりました。お楽しみに。

そして、今年は後半にも我々はツアーを計画しようともくろんでいます。会場は未定ですが、対バンありのSUI-CUPにできたら良いなと、そう考えています。まだ随分と先の話ですが。

あとはフジロック!!!

今回はツアーを経て、パワーアップして出演できそうなので、我々は非常に楽しみにしています。





ファンクラブ解説。その3。

ブラックアウト。

2005年の年明けのセッションで制作した曲。NANO-MUGENコンピレーション収録。アルバムはアコースティックギターをダビングしてミックスをし直したアルバムバージョン。

イントロから使っているメインのリフ(音が低いパート)を中心に、このリフが曲中のいろいろな場面で鳴っているイメージで作曲を進めていたのだが、細かい打ち合わせをしないでセッションを始めたので、作業開始当初、リズム隊とギター陣が反拍ずれた解釈で曲のアレンジを進めていたことが判明。

でも、このズレがかなり不思議な雰囲気を出していて気に入ったので、1回目のAメロまではこのパターンで行き、その後ブレイクしてそのズレを戻すというアイデアを採用。フレーズを半拍ずらしてそのまま演奏するということを理解するのが難しく、リズム隊にとっては修行のような作曲作業だった。クリックの裏と表をひっくり返しながら、そのままフレーズキープということなので。ただ、考えるのは大変だったけれど、難解な感じはしない。そういうところが、この曲の良いところだと思う。

歌詞の面でも、リズムやアンサンブルの面でも、この曲の作業はファンクラブの作業全体にあたえた影響は大きい。ファンクラブの軸になっている重要な1曲。
2006-04-18 1145289600
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