テクマクマヤコン!テクマクマヤコン!鼻の下のカピカピよつるつるにな~れ!
カテゴリ:日記
17日。武道館にてスペシャMVAの授賞式に出演。

なんとリハーサルの開始が9時。ということで7時30分に迎えが来たのだけれど、寝坊。なんとか間に合ってよかった。

リハと本番の間は、キューンにて取材。ハード。そして仮眠。

MVAでのライブ本番は非常に楽しかった。武道館は今となっては意外とやりやすい。いい塩梅にデットで、ボーカル以外の演奏がクリアに聞こえる。そして、武道館は雰囲気が良い。広いのにお客さんが近い。





電気用品安全法。

ビンテージとかマニアという言葉の解釈は難しいけど、古いアンプ欲しいやつなんてみんなマニアだし、もう現行モデルとして作ってないアンプはどれもビンテージと言えばビンテージだから、事実上、楽器やアンプに関してはほぼ規制されないと考えていいのではと俺は思う。まだ実際に4月になってみないと状況をつかめないけれどね。

まあでも、マスコミに取り上げられてから約1ヶ月で、こんなにもあっさりと覆るということに「?」がいっぱいつくよね。何か他に守らないといけない「利権」があって、今回はどうも高まる世論の「ガス抜き」みたいな。

あれからいろいろ考えたんだけどさ、メーカーは製造販売している自社商品のクオリティに関しては、本来、規制なんかしなくても安全性に気を使うと思うのよ、俺は。だって、例えば事故やリコールなんかっていうのは企業の価値を損なうものだから、そこに対して「まあいいか」って思う企業はそうとう危ないし、メジャーな企業だったらそういうことに気を使うはずなんだよね。だから、こういう法律が企業を取り締まる効果っていうのは、実はほとんどないに等しいはずで、この電気用品安全法っていうのはどちらかというと中古販売業者や我々の生活を規制したり圧迫したりするものでしかないと思うわけ。

一体全体、これは誰の利益になっているんだろうね?国民?メーカー?「PSEマークを付けていいですよ」と認可する団体?

うーむ。

これはもうちょっと考えなければならないね。





そして、アルバム「ファンクラブ」が皆さんの手元に行っているみたいで嬉しいです。感想もありがとう。

このアルバムは、4人でいろいろな音楽的なトライアルを重ねて、「一瞬の刺激として忘れ去られてしまうモノではなくて、時間をかけて必要としてくれる誰かの心にそっと染み込むような、そういう表現にしよう」と、正直辛い局面もいっぱいあったけれど、心血注いで作り上げました。自分達でも、今までで一番良いアルバムが出来たと思っています。

ロックンロールっていうのはさ、みんな曲調のこととかを指していうじゃない?「ロックだ」とか「ロックじゃない」とか。はっきり言います。それは大きな間違いです。ロックンロールは音楽の名前や方法ではありません。僕らが心血注いで作った音楽やメッセージという表現がアナタの心に届いて、そしてそこに生まれる何か。我々のアクションに対して起こるアナタの心の奥底のリアクション。

うまく言えませんが、ロックンロールはそういうのをひっくるめた表現です。意志であり思想です。



最後に。

繋がるということは本当に難しい。だから、このアルバムが皆さんに届いたことが本当に嬉しい。

俺のことを日記が面白い変なオジサンだと思って、アルバムをまだ聴いてないアナタ。レンタルでも良いからちょっと我々のロックンロールに耳と心を貸して下さい。ビビっと来たら「ハロー!!」ってことです。その瞬間のために辛いレコーディングを乗り越えたのです。



ということで。
2006-03-18 1142610360
©2010 Sony Music Entertainment(Japan) Inc. All rights Reserved.