9日。取材&ラジオ。
HMVのサテライトにて、J-WAVEのグルーヴラインという番組に出演。前回出演したときより観客が減っていたような気がする。そろそろティーンエイジャーの心を逃しつつある三十路手前の我々。ピストンさんは毒舌だけど良い人だと俺は出演するたびに思う。そういう雰囲気を感じる。
10日。取材。
A&Rのヤナギこと青柳氏が買ってくる晩飯はいつもいなり寿司だ。魚の乗っている寿司が食いたい。
11日。取材。
取材するならアルバム聴いてこいや。
12日。風とロックの取材で、ラーメン店を3店舗はしご。無添加の美味しいラーメンを3杯も立て続けに頂いて、ラーメン好きの我々もさすがに終盤はしんどかった。カメラマンはHIROMIX。同い年、笑いのツボも近いとあって、ずっとゲラゲラ笑って楽しい取材だった。HIROMIXをMASAFUMIXがビデオカメラで逆撮影という珍場面もあった。
13日。都内でライブリハ。我々、調子いいよ。ライブに来る人、今回、我々は良いよ。髭との対バンが楽しみよ。アルバム、格好良いもんね。
前回の日記のリンクを直しておいたので、見ていない人は見て下さい。
まあ、いろいろ矛盾はあるよね。文化の衰退にも繋がるし、環境という側面からみても問題があると俺は思う。
知らなかった我々も悪いかもしれんが、十分に告知されていたとは言い難いのも事実。
うーむ。
マキシマム・ザ・ホルモン。最高。
追記。
電気用品安全法について。
中古品の取り扱いを完全に禁止する法律ではなく、中古販売業者の製造(輸入)事業者であることを届け出ることによって中古製品を販売店は販売できるが、事故が起こった場合は販売店の責任ですと。そういうことらしい。
我々が心配しているビンテージもののアンプとか、名器と言われるキーボードの類が消えるというわけではないので、一応、安心はしたけど、「どうかな?」と思う部分はまだある気がする。こういった高価なモノは、もともと店と買う側の信頼がないと成立しない(ビンテージものなんかは頼んで探してもらわないとみつからなかったりする)けど、ビンテージよりちょっと落ちる年代や年式のものとかは、顔で商売できる関係がないと万が一のときに面倒臭いから、俺が量販店の立場だったら一般には売らなくするか、念書でも書かせるようにするしかないものね。
責任を保証するほど儲けの少ない、安価な中古機材は淘汰されてしまいそう(実際に楽器屋は中古のエフェクターの買い取りを自粛し始めたところもある)だよね。学生時代は金がなかったので、基本的に中古のエフェクターばっかり買ってた。ときには5~8千円くらい安く買えたりしたからね、本当に便利だった。そういう中古の還流が鈍ると、金のないバンドマンにはキツイよ。
俺は電化製品の安全性が上がるということには全く反対ではないよ。たださ、楽器とか、音楽にまつわる機材は文化的に価値のあるものだから、単純に電気使ってるから電化製品みたいな、そういう線の引き方はしてくれるなと正直に思うよ。そういう単純なものではないからね。
文化的な側面が全く考慮されていないのは、大問題だと俺は思う。便利で安全でなければ淘汰されてしまう世の中なんて最悪だよ。