20日。取材。
アルバムやらシングルやらの取材が始まる。ロックファンの皆さんが「商業的や!!」といって親の仇のように嫌うセールスプロモーションというやつだね。まあでも、我々は作品についてインタビューされることは嫌いではない。むしろ好きかもしれない。普段どんなことを考えているのかをお互いメンバーに伝え合わない我々は、こういう機会において意思の疎通が結果としてはかれたり、普段は知り得ないメンバーのディープな部分を知ったりする。ただ、思ってることや考えていることを言語化するのは骨が折れる。というかボキャブラリーのなさに愕然とする。本当にこの言葉で言い表せているのか不安になる。もっと本を読まないとダメだな俺は。
PV撮影時に吸い込んだ埃が原因か、鼻水とロマンチックがとまらない。
21日。ラジオ収録。そして取材。
22日。取材。
ここのところ、メンバーと対談したりしている。メンバーが俺にCDを10枚紹介するという企画だ。それぞれの個性が出ていて面白い。
鼻水はエスカレートする一方。止まらない。
23日。取材。
連日の22時を過ぎる取材にヘコタレているが、この日は漫画家の山本直樹先生を対談をし、非常に面白かった。
鼻水は相変わらず止まらず。ただ、それ以外は風邪らしい症状はないので不思議。
24日。新木場で表紙写真撮影。そしてインタビュー。
その後、Clap Your Hands Say Yeahを観に行った。前方のカップルが寄り添い合うとステージが見えなくなるポジションだったので、カップルの愛情に火がつくたびにステージは見えなくなったけれど、本当に楽しいライブだった。アンコールの1曲目は鳥肌が立ったね。手拍子をしてイェーって叫んだよ、本当に。そういうことだよ、音楽は。
25日。
ついに我々のセルフ・スタジオが完成。建てたわけではないよ。賃貸ね、あくまで。それでもこれからは自由に使うことが出来るスタジオがあるわけで、非常に嬉しい。まだアンプなどを倉庫から移動させていないので、近日中にアンプやドラムを運び込みたい。楽しみだなぁ。
城だよ城!!
スタジオの名前を考えないといけないね。
そのスタジオに出掛け、SECOMの警備がいかにイケているかなどを聞いたり、鍵をもらったりして帰宅。
その後、原稿を片付け、建ちゃんからかりた「ガセネタの荒野」という本を読み、大変な衝撃を受けた。撃ち抜かれた。
鼻水止まらないなぁ。風邪かなぁ。