バッハみたいな髪型
カテゴリ:日記
「影あるわー」ってギャグだったんだけどな。

日記の書き方っていうのは、毎日何をしていたかということを書くスタイルをやめるということね。「一昨日何があったっけな?」とか思い出す作業が面倒くさいし、なんか義務っぽくなってしまうとしんどいので。

つうことに俺の俺による俺のための俺会議によって「毎日のことは書かない」と決まったのでよろしく。更新スピードは気分まかせです。



そう言えば、京急で「マヨネーズを塗りたくってマメ(見た感じ甘そう)をめり込ませたようなパン」を夕刊フジを読みながらムシャ食いするオッサンが居た。「あんな訳のわからないパン、どこで売っているだろう」とか考えてたら、オッサンがそのゴミを座席の間にたたんで隠したのを見て変な正義感に火がついてしまい、「オ、オ、オジサン?(小心者なのであまりの緊張に語尾があがってしまった。ダサイ)そのゴミ、ゴミ箱にすてなよ」と言ってみたらおもいっきり無視された。凹んだね、さすがに。ドモったうえに語尾が上がっちゃって、尚かつ無視されたから。

まああの、ヤンキーとかプロレスラーみたいな人とかだったら俺はそんなこと言わないだろうから、変なパン食ってるオッサンへの注意なんて人選んでる時点で誉められたもんじゃないと思うけど、なんでこんなこと言ったかっていうと、本当に変なパンだったからなんだよね。手作り風だけどギリでお店で売ってそうな感じ。マヨネーズに甘い豆という組み合わせから想像するに、老夫婦がひっそりと経営する老舗のパン屋、若者はマヨネーズが大好きということをテレビ番組で知ってマヨーネーズのパンを制作みたいなことだと。甘そうな豆は何て言うか、ギター弾きでいうところの手癖でペンタトニックばかり使っちゃうみたいな、そういう感じ。惣菜パンだけど「うちのパンには甘い豆って創業以来決まってますから」的なね、流れ。

オッサンがそれを食べ始めてから座席に隠す過程をすべて隣の席でガン見してしまったので俺も流れでね…。「オジサン?」てね…。なんか偽善者の偽善と暇人の変な妄想をパンのオッサンが見抜く!みいたいな感じで凹むね。

でもパンのゴミはゴミ箱だよぁ。



そのあと山の手線で若いサラリーマンが、自分の前におじいさんが来た瞬間に「まだ完全に口に入ってないのに『ウマイ!』とか言ってしまうレポーター」のようなタイミングで席を譲ったのを見て、精神的にプラマイゼロ。人の善行は心があたたまる。



でもたまに勇気出してやってみたら逆に後ろめたい気分になる(パンの件)。なんでだろうね。
2005-07-16 1121499660
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