本日はblurの「PARKLIFE」というアルバムを聴きながら日記を更新している。懐かしい。そして、昔聴いていたときよりも良く聴こえる。当時、blur VS oasisという争いの構図が演出され、ブリットポップというブームが作られた。そのお陰で、いろいろなバンドのいろいろなCDが飛ぶように売れた。勿論、俺もそのブームにどっぷりと浸かり、そしてoasisにかなり肩入れしていた。ということが懐かしく思える。「The Great Escape」というアルバムはやっぱりあまり好きではないけど、この「PAKELIFE」というアルバムは泣ける。浪人時代にかなり聴いた一枚。
28日。ツアーのリハーサル。
終了後、中目黒のお洒落バーにて堀江アッシー、エルレガーデンの細美君、UBU君、ユーちゃん、アジカンのズック(俺)、ヤンマー、ケンシンで飲み会。言い出しっペの細美君は2時間の遅刻(レコーディングがらみのことなので仕方ないけど)。男が7人集まったならY談しかあるまいがっ!!と言いたいところだが、実際のところは音楽の話オンリーでかなり盛り上がる。非常に楽しい飲み会だった。さながら、NANA-IRO ERECTRIC TOURの打ち上げのようだった。
3月1日。リハーサル。
最近、アジカンの中ではインディーという名の自主制作時代に作った音源をもう1度演奏してみるというのがブームだ。もう、本当に凄く楽しいし、稚拙なアレンジも多々あるが、思っていた以上に楽曲が良い。思えば、昔はせっせと自主制作CD-Rをライブ会場で販売して、その売り上げでチケットの赤字分や駐車場代、横浜からの高速代金にあてていた。会計は火の車であったが、売れたときはもの凄く嬉しかったし、興奮した。インディーという言葉が独り歩きしてから随分経つが、本当の意味でインディペンデントな活動だったと思う。それを7年もやった。それは俺らの血肉になっているし、誇りに思っている。
来年は結成10年目。アッという間に時間は過ぎる。
そう言えば、俺らの自主制作音源をオークションなどで売っている輩が最近いるらしい。俺は喧嘩や暴力は嫌いだし、人の悪口を言うのも悲しい気分になるけど、人が心血注いだもので不当な金儲けをしようという、そういう汚いヤツは許せん。「どんなんだろ?」とかそう気持ちもわからなくはないが、心ある皆さんにはそういうところで購入するのはやめて欲しい。
話は変わって、台湾版「亜細亜功夫世代」の「功夫楽章(ソルファ)」のキヨシの表記が伊地知集になっていて笑った。キヨシのことをシューちゃんと呼んだりしてからかっている。そして、亜細亜功夫世代はタイでかなり好評を頂いている模様。これは非常に嬉しい。いつかタイや台湾でライブが出来たら良いなと本当にそう思う。