7日、都内でリハーサル。練習あるのみ。
8日、都内でリハーサル。ケンスイと激しい言い合いを行う。主に、どういうことがバンドやその演奏には必要かということで。こういう熱い言い合いが始まった場合、MCヤマーがふたりの意見の中間となる、非常に冷静な意見を出し、イヂチアツメは争いの最中は巻き込まれないようにバックレ、収まった頃にボソっと「それ正解」という意見を言う。揉めるのは悪いことではない。
話し合いは解決し、このタームで最高のリハーサルを行えたことが収穫だった。ただし、終盤、アツメの集中力が切れたのと同時にクソのような演奏になったのが笑えた。バンドっていうのはメンバー全員のテンションが揃わないとうまいこといかない。
9日。ラジオ収録。
その後、レミオロメンを観に武道館へ行く。仕事が押してしまい、少しだけ遅刻してしまったのだが、ほぼすべてを観ることができた。ライブは心が温まるような、非常に素晴らしい内容だった。物理的な距離はステージからかなり離れていたけど、直ぐ前で演奏しているかのような錯覚に何度もとらわれた。こういう時、バンドとその音楽の世界に引き込まれたんだなと思う。こういう感覚が連続して何度も訪れるライブというのは、その場に入れることが非常に幸せ。
ライブ後、TFMにてマザーミュージック生放送。
そう言えば、ひとつ腑に落ちないことがある。それは缶コーヒーについてだ。現在、本当にいろいろな種類の缶コーヒーが販売されている。豆の産地や種類、焙煎がどうたらとかキレがどうだとかコクがどうだとか、正直言って、俺にはあまり味の違いが分からない。何故ならば甘すぎるから。
「甘すぎる」いう理由により、俺はブラックの缶コーヒーしかのまない(タバコを吸っていたときは、むしろ甘いのが好きだった)。ここでその、腑に落ちないことが発生する。単刀直入に言うと「ブラックコーヒーの種類がなさすぎる」ということ、この一点において俺は非常に腹を立てている。俺は味にうるさいわけではないので、「美味しくしろ」と言っている訳ではない。しかし、砂糖入りの種類の豊富さと、「ブラックはこれだけです」というほどの種類のなさ、この落差は何なんだろう。これほどの差が露骨につくくらい、ブラックの缶コーヒーを買う人はマイノリティーということなのか。
缶コーヒーのブラックを買うとき、少しは悩みたい。「これしかねぇじゃん!」とすら、今まで思いもしなかった自分が恐ろしい。
何を言っているんだ、俺は。
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例えば、「のみたい」→「胃たい」