ソニマ日記でマーズヴォルタのことを書いたが、別に理解不能だと言って非難しているわけではないので、誤解なく。演奏が凄すぎてポカーンとする以外のリアクションを起こせなかった俺。そこから見える最前線で熱狂するオーディエンス。一体、あの変則的なビートをどうやって感じているのかっ!!と不思議に思っただけの話。実際、マーズヴォルタはもの凄いバンドだと思う。音楽というよりアートに近いとすら思う。
セカンドアルバムが5曲で77分って!発注済。正直、理解できるかは不安だな。
8日、新曲祭り。祭りになる予定が、今日に限って地元のスタジオは大盛況で、4時間しかスタジオを押さえられなかった。作業は順調に進んでいるが、やはり「いつでも自由に使えるスタジオが欲しいね」ということで、結構前からキャッツに探してもらっている。ツアー後からは本格的に作曲作業を加速させたいので、そのあたりまでにはなんとかしたい。
_________
ソルファ解説、最終回。ループ&ループ。
実は「君繋ファイブエム」のレコーディング時点で、簡単なデモ音源が出来ていた。その時にアレンジをしてしまえば、収録することが出来たのだが、明らかに曲の持っている世界が大きかったので、次のアルバムに向けてじっくりアレンジをしたほうが良くなるはずだという決断を下した。実際、あの時にそのまま作業しても、今のループ&ループにはならなかった。
楽曲的には、イントロが出来た時点で「これは良い曲になる」という確信があって、非常にスムーズにアレンジが進んだように思う。基本的にパワーコードが中心の曲だが、Aメロは1フレットにカポタストを付けて変則的なコードでミュートバッキングをしている。
あと、個人的に詩が良く書けたことと、アジカンにしか出来ないポップさであるところが非常に気に入っている。これからも沢山曲を書くだろうし、自分で言うのもなんだが、アジカンの代表曲の中のひとつだと思う。