9日。ボイスをトレーニングしに都内へ。
その後、マザーミュージック生放送。テルスターの毒舌、普段はもっと容赦のない感じだが、「どかまで言ったら一番良いか」を非常に心得ていて凄い。我々にイジられたいという欲求があることを理解してくれている、素晴らしい面々だ。
帰宅時、喉がイガっとする。
10日。喉がかなりイガっとするので病院に行く。「インフルエンザが大流行していますので検査を」という流れにハマって、鼻の穴の奥底まで綿棒を突っ込まれたのだが、これが非常に痛くてたまらなかった。結果は陰性ということで、インフルエンザではなかった。そう言えば、院内でインフルエンザは「インフル」と略されており、「インフル出たよ(陽性の結果)」とか「○○さんの奥さんインフルだから、旦那さんも検査やって」みたいな会話がなされていたのが興味深かった。
その後、スタジオに行き、新曲祭りになるはずが、どんどん思考能力が低下していくのが自分でも分かったので、早々に切り上げて帰宅。39度の熱が出る。
11日。休み。夕方あたりから熱が下がる。布団にもぐり読書と居眠りを繰り返す。もう何回読んだかわからない大槻ケンヂ氏の「リンダリンダラバーソール」という本も、この日の布団の中で読んだ本の中の一冊だ。何度読んでも感動する。
12日。休み。熱は下がったが喉が痛む。
映画「カナリア」を見る。完全なる偶然だし、俺の主観かもしれないが、「誰も知らない」の主人公の少年とこの作品の少年の目には共通の強さと悲しさがある。そして、その視線が自分に向けられているようでドキっとし、言いようのない気分に覆われる。
The Mars Voltaの「Frances The Mute」を聴く。俺は評論家ではないし、高尚なことはまったくわからないけど、この作品は素晴らしいよ。デカイ。兎に角凄い。そして美しい。
というか、もう寝ないと。風邪が治らない。