ヌー?牛じゃなくてヌー?
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29日。地元のスタジオにて作曲祭り。



30日。地元のスタジオにて作曲祭り。

ということで、色々なバンドと比べても、極めてアレンジ作業及び作曲作業が遅く、効率も悪いと思われるチーム・アジカンが何時になくハイペースで燃えている。ハイペースと言っても、普段の2倍とか3倍のスピードというわけでわなく、2倍や3倍なのは集中力のこと。毎回のことだけど、この作業が一番楽しい。だけど、これを録音したり、人前でやるということになると、ボクサーが腹筋を地味にイジメ抜くようなこともやらねばならない。

まあ、最終的にやったらやっただけ、毎回喜びが帰ってくる。音楽にまつわる喜びっていうのは、生きていくのにかなり重要。人に誇れようが誇れまいが音楽しかできないしなぁ。





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ソルファ解説、その11。海岸通り。



この曲は自宅で弾き語りで制作した。当初はバンド編成でやるつもりはなく、録音も弾き語りでやろうかと思っていたが、メンバーの強い要望によりバンドでアレンジを行った。

この曲のような、アコースティックギターのローコードで作る曲というのを、長い間、意図的に封印していた。学生時代はむしろ、アジカンの曲はローコード主体の曲が多かったが、ギターのアレンジが上手くいかずにゴチャつくという感じだったので、「アジカンには向いていない」という判断を俺の中で勝手に下していたのだ。

パワーコードの曲は、片方のパートがベース音を追うだけなので、アレンジが単純だし、音の厚みをスッキリ出しやすいので多用していたのだが、久々にやったローコードの曲が素晴らしい出来になったというのは、今後のアジカンにとっても、俺にとっても大きい。

ストリングスを入れると、いかにもな感じになってしまうので、ギターがそれっぽい感じを出すように、上手くアレンジ出来たと思っている。基本的に、今後も4人だけで、レコーディングもライブも自力でどこまでやれるかやろうと思っている。自分たちで弾けない楽器(弾きたい楽器は山程ある)とエレクトロニカ的なヤツ(知識が皆無)はナシの方向で。



武道館でのゲストは例外。「Whatever」みたいで、やってる本人ですら泣きそうになった。
2005-01-31 1107101100
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