7日、休み。
ツアーのTシャツのデザインを行う。イラストレーターやフォトショップを駆使する。久しく使っていなかったので、かなり手こずりながらも3パターン、4種類のTシャツのデザインが完成。
バンドのTシャツは良くも悪くもそのバンドのセンスが現れ出ると思っている。あまりの忙しさにスタッフ任せになっていた物販グッズだが、来年のツアーからはインディーのときのように自ら制作することにした。
メジャーに行っても自分で出来ることは自分でやる。
音楽以外はスタッフに任せ、音楽のみに集中しようと思ってずっとデビュー以降活動してきたが、やっぱりバンドにまつわるすべての事柄にもっとエネルギーを使うことにした。純粋にそのほうが楽しい。自分達でバンドを転がしている感覚がもと強くなる。とは言いつつもスタッフの力を相当借りないとできないのだから、良いスタッフにめぐり会うのもバンドにとっては大切なことだ。その点、アジカンは恵まれている。
Tシャツ、結構いい感じなんでお楽しみに。
8日、取材&マザーミュージック。
エルレガーデンの細美君を迎えたMMはとても楽しかった。先週の緊張ぶりとは打って変わって、ナナイロの打ち上げのようなトークだった。しかし細美君は若い。老けない理由を知りたい。
不思議を発見したい。
9日、取材。
渋谷陽一氏、田中宗一郎氏と濃いインタビューを2本も立て続けに行うと、正直言って疲れる。特に渋谷氏はベテランだけあって質問が深いし、まるでカウンセリングでも受けているような内容になってしまってタジタジだった。「カウンセリング料をくれ」と笑いながら言う渋谷氏。手強い。
田中氏は単純に話がおもしろい。だが油断していると意地悪なことを聞いてくる。それはそれでスリリングで良いインタビューだったように思う。
ぴあの撮影とインタビューを最後にやって、これで今年の取材はすべて終了。
一体、何本のインタビューを受けたのか、考えてみると気が遠くなる数だ。本当にもの凄くきつかった。写真とられながら、この時間を作曲とかリハーサルに使えたらなと何度思ったことか。
でも、取材が一本もなかったらないで寂しいのだから、「矛盾してるな」と自分でも思う。
ソルファ解説。
なんだかんだ忙しいので、再開までもうしばしお待ちを。