28日、都内にてリハーサル。
このリハーサルスタジオのご飯が結構ウマくて気に入っている。ただ、量が多いので、リハーサル直前にガツガツ食うと演奏に支障をきたす。よってスープなどの汁ものは残す。
リハ終了後、下北沢にテルスターのライブを見に行く。
アグレッシブで熱いステージだった。やっぱり俺はテルスターが好き。普通に大ファン。
29日、引き続き都内でリハーサル。
体調が最悪で全くバンドについて行けず、フラストレーションが溜まって爆発しそうなリハーサルだった。完全に風邪をひいた模様。
リハーサル後、ラジオ生出演。
風邪の為、テンションヌが上がらなかった。
スペイン坂などのサテライトスタジオでの公開放送はあまり好かない。動物園の檻の中にいるような気分になる。
30日、広島市民球場にて奥田民生さんのライブを観る。
三塁側のベンチで観たのだが、まわりには有名なアーティストが結構いて緊張する。今年大活躍の広島カープ・嶋選手に会えたのがかなり嬉しかった。
そして何より、民生さんが我々の曲「君という花」を歌ったことに驚き、そして感動した。
中学生の時からの憧れの人が、自分の作曲した曲を演奏し歌っている。これは「事件」にも似たもの凄い出来事だと、今になって込み上げてくるものがある。本当に嬉しい。
近所中、一軒一軒報告して回りたいくらいだが、気味悪がられそうなのでやめる。
駅弁「あなごめし」が売り切れ。無念。
31日、休み。
風邪を治すためにほぼ1日中寝る。
1日、都内でリハーサル。
体調は回復に向かい、軽めではあるがなかなか内容の濃いリハーサルだった。特にギター陣はイイ音が出ていたと思う。
今回のツアーは2台のアンプを曲によって変えながら演奏する。両方ともフェンダー製。
フェンダーのアンプはジャキっと弦を弾くと、ほとんどタイムラグなくジャキっとアンプから音が出る。非常にタイトで好き。
明日からツアーということで、焼肉屋でにんにくを食って帰宅。
おかげかは知らないが、屁がプリップリ出る。屁は無臭。口が臭い。
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ソルファ全曲解説。その5「夜の向こう」
この曲はライブで1曲目の前にやる「イントロ的な楽曲」が欲しいと、皆でジャムセッションしながらイントロ部分を作成。当初は本当にこのイントロ部分しかなく、渋谷AXでのライブのときに一度演奏したことがある。
勿論、あまりに良いイントロだし、もったいないと言うか曲にすべきだと思ったので、このイントロをかなり生かす形で作曲とアレンジを進めた。よって、最後のサビ(毎夜、毎夜の部分)はこのイントロの上に歌メロを乗っけて作った。
構成はAメロ→Bメロ→Aメロ→高音Aメロ→Bメロ→サビ。2回目のAメロでオクターブ音程を上げるやり方はアメリカのパワーポップなどでよく聴くやり方で、1番2番の繰り返しかと思わせて「なぬ?」っと思わせることが出来るので気に入って良く使う。こうすることで構成に少し変化をつけられる。
そして、最後にサビが1回だけ。というかBメロをサビかと思わせて、最後に本当のサビを入れるというやり方も好き。
この曲の仮歌は、洋楽を意識した英語のようなメチャクチャな言葉で歌ったので、最終的に詩を書く時にかなり苦労したのを覚えている。
演奏的には、キヨシが16ビートで叩いているところと、ケンスイのサビ裏のギターがかなり面白いと個人的に思っている。あと、イントロで弾いているDのコードを変形させたパターンは自分でも良く考えたなと思って満足している。
タバコをやめてそろそろ一年。そのせいか知らんが、声がだんだん高くなっていることが分かる1曲。