15日、渋谷にてラジオ収録。
その後、楽器屋にて頼んでおいた新しいアンプの受け取り。渋谷の銀行でお金をおろし、キャッシュで支払いをしたのだが、10万円以上のお金を持つとドキドキして仕方ない。これはもう貧乏性ということもあるが、単純に僕がカツアゲや強盗などに勝手に脅えている臆病者だからだ。
恐らく、幼少期に警視庁24時的番組を見過ぎ、「東京=犯罪」という間違ったイメージが刷り込まれているからだと思う。事実、僕は上京したての頃まで、東京の電車はスリだらけで、しかもドンとぶつかってくるやつはみんなスリ(漫画の読み過ぎ)だと思ってビクビクしまくっていた。
無事に支払いを終え、アンプを持ち帰る。
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今日は59回目の終戦記念日です。
この期に及んで、「日本の憲法9条は見直すべきだ」などと言い出すホワイトハウスはどうかしていると思うし、世界に誇るべき平和憲法を改正する必要性を僕は感じ得ない。
そして、こうしている間にも世界ではいろいろな紛争が起こっていて、何百万人もの住む場所を失った人がおり、毎日多くの人が犠牲となり命を落としている。
ジョン・レノンの「イマジン」は、そういった戦争や紛争が、民族や宗教、国とそれにまつわる利権で作られていることを言い当てて、その曲は多くの人の心を揺り動かした。
この日本にいて僕らは、銃声を、爆弾の炸裂する衝撃を、空を飛び交うミサイルと戦闘機を、簡単に想像することはできない。実際、本当の戦場は僕らの想像を絶する世界だろう。
だけれども、自分の大切な人を、家族を、友達を失しなうその悲しみだったら、容易に想像できると思う。
それはどこの国に行ったって、どんな宗教を信仰しようとも、同じことだと思う。
そういうことをずっと考えている。