偶然にも
カテゴリ:日記
アートスクールの日向君と元スケバン刑事浅香唯は同じ12月4日生まれだ。誕生日おめでとう。



12月になってなんだかいろいろ慌ただしく感じる今日この頃ですが、掲示板を読んでいるとなにやら受験生の書き込みが多い。そういえば僕も受験という作業を一応高校進学の際と大学進学の際にやったけな?今となっては受験なんてそんな感覚だ。



強引に思い出してみると高校進学は自分の身の丈に合った学力の公立高校に入った。あんまり理由はない。強いて言うと「野球が強かった」くらいのもんである。入学後は野球も勉強も中途ハンパで、だからといってグレる勇気もなく気付いたら「進学か就職か?」みたいな問題が目の前にあった。

そこで初めて僕は勉強について考えてみた。何の勉強がしたいのかを。でも割と赤い数字がポツポツとある僕の成績表には生物くらいしか人に誇れる教科がなかった。だから、この教科を勉強できる大学にはいろうかなとボンヤリと思い、「英語、国語、生物」で受験可能で比較的興味のある農学系の大学への進学を目指すことに決めた。

ただ問題があった。僕は文系コースの生徒だったのだ。もう本当に支離滅裂な進路選択だったと今更ながらに思う。

無論、全部落ちた。



浪人にあたってというか、受かる受からないは別として僕は「東京行き」を勝手に決めていた。そして半ば勝手に新聞奨学生とやらに応募して東京に出て来た。田舎もんの東京への憧れ1発での暴挙だ。でもその1年は親からの仕送りは一銭も受けていない。それだけがその1年の自慢。

勉強は最初のうちははかどって、あれよあれよと偏差値も一時は70オーバーではあったが、現役の学生が本気になるころにはすっかり僕のやる気は消え失せてレコード屋めぐりとか井の頭公園で昼間からビールとかパチンコとか…。そういう訳でまた全部落ちた。



ただ農学系以外なら、何学部でもいいから夜間の大学に働きながら行こうかなと思ったりもして、たまたま友達が「寂しいから一緒に受けて」という理由でついて行った関東学院大学の推薦入試に受かる。もちろん夜間部。

「何学部でもいいから大学に…」そう思ったのは素直に保険というか大卒という資格を得ておけば多少は就職に役立つだろうという考えと、4年も社会に放り出されるまでの猶予期間がもらえるからという理由です。



こうやって思い返してみると僕はみなさんに誇れるような受験活動を一切してません。

「逃げ」の進学ですもん。

でもまあ、得たものがまったくないわけではないし、今ではそれで良かったとすら思います。



何が言いたいか全然わかんなくなってきてしまったんですが、受験生のみなさん、風邪などひかぬように暖かくして勉強にはげんで下さい。

今回は全く参考にならない僕の受験話を長々と展開してすいません。
2003-12-05 1070634720
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