アルバムのレコーディングが半分近く終了。
そいでだ、いろいろ考えてみた。もうなけなしの脳みそ使って考えてみたのよ。
先に結論から言うと、CCCDは現時点で到底賛成できないということ。
導入するにあたっての考え方とかについては言ってることはわかるし、アーティストの権利を守るというのが前提ということもまっとうな考えなんだけども、やはり、「聴けない」もしくは「不具合が生じる」というハード(プレイヤー)がある以上は、どう考えても時期尚早だと僕は思います。
楽曲を作っている僕らとしてもなるべく多くの人に聴いて欲しいし、また、聴く前にリスナーに多少なりともストレスをあたえてしまう環境というのは非常に残念なのです。
僕らは消費されないような真っ当な音楽を作ることに心血を注いでいます。それが聴いてくれる人に真直ぐに届いて欲しいのです。
そう考えるとやはり、まずは聴く側のハード(プレイヤー)の状況が整い、そして音質のさらなる技術革新を行ったうえでの導入でないと、アーティストにとってもリスナーにとっても幸せなシステム(技術)とは呼べません。
これが僕の現在の考えです。
いろいろ複雑な事情を今回知りましたが、敢えてその部分についてはこの日記では触れません。いちアーティストとして、いったい何が大切かっていうことを思って発言してみました。やっぱり、聴いてくれる人に真直ぐに届けたいですよ、本当に。
その他のいろんな絡み合ってる問題やなんかは、今後日記で少しづつ書いて行きます。
お詫びしないといけないこともあります。
えらそうなことばかり書いたのですが、現行では僕らがシングルを出す場合は残念ながらCCCDとなってしまいます。申し訳ありません。
凄く矛盾してますよね。
それについては本当にどうして良いかわからないのですが、やはり届けたい楽曲があるということなのです。音源を全国津々浦々にも届けたくてメジャーに来たわけなのです。ですから、「だったらCD出しません」という結論には到底なれないのです。
自分の意見と現実が一致しないことで心が痛みます。
申し訳ない。
バンドとしても今後、CCCDについていろいろ話し合いをスタッフと持って行きますし、何とかして…という試みも行っていきたいと思います。凄く無力で情けないのですが、アーティストにとってもリスナーにとっても幸せな結果になるように僕らは頑張って行きたいと思っています。
長い文章ですいません。
読んでくれてありがとう。