この日記
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夜21時あたりに書き込もうとすると「サーバーが混み合っています」という表示が出て反映されるまでにかなり時間がかかってしまう。どうやらこのアジカンサイトは現在かなりのアクセス数らしく、そういった問題も起こってきているのだと理解している。そういうわけで僕のくだらない日記を楽しみにしているPCユーザーのみなさんもご理解のほどを。



今日はリハーサルを休んで一日ゆっくりした。そして病院にも行き、新たなる薬を処方してもらった。最近の病院はカルテをPCで管理しており、先生は僕の病状をキーボードで画面上に打ち込んでいくのであった。

病院のカルテと言えば、先生が我々にはチンプンカンプンでみみずが這ったかのようにしか見えない筆記体のドイツ語らしき言葉を駆使して書き上げるのが定番だった。それは横で見ていると「それ後で読めますよね?」と書いている本人にツッコミたくなるものであった。

しかし今ではどうだ。先生はローマ字変換のキーボードで日本語を打ち込んでカルテを作っている。「食欲はあります」と答えた僕のその横で「食欲アリ」と普通にそう打ち込んでいて僕にもそれが見えるのだ。

もし仮に僕が結構重い病気だったらそのまま打ち込むのであろうか?



想像して欲しい。

「先生!うちの子はっ…うちの子は大丈夫なんでしょうかっ…」そう激こうする母親に先生は「大丈夫です」。カルテには「もって半年、10万人に1人の奇病『肩が凝って凝って死んじゃう病』」と身も蓋もないほど直球な病名が検索エンジンで発見した超カワイイうさちゃんフォントで。

はたまた「僕はどうせ死ぬんでしょ!ねえ、先生っ!死ぬなら死ぬって言ってよ!」と先生に詰め寄る少年。先生の後ろのPCには「異常ナシ、むしろ健康優良児」の文字。無論、うさちゃんフォントで。

こういった寸劇が今後巻き起こる可能性もある。やっぱりカルテは患者には読めないほうが良いかと思う僕であった。そしてうさちゃんフォントは不謹慎だと思う僕であった。





※ちなみに僕の通っている病院はうさちゃんフォントではなかったので安心です。
2004-01-09 1073653140
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